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音楽家、池谷隼人の日頃の想いや音楽についてを自由気ままに書き綴っていきます。 皆様のコメントやメッセージをお待ちしております。
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冨岡和男氏は、演奏家としてだけでなく、指導者としても日本のサクソフォン界に多大な功績を残している人物として知られています。

残念ながら、今の日本では、クラシカルサクソフォンに馴染みのない地域も多く、僕ら若手の世代で音楽が盛んでない地域にいると、冨岡さんのことを知る機会が少ないという現状は否めないのですが、現在活躍している演奏家の中には、冨岡さんに教わった人が数多くいるのです。

そんな僕が冨岡さんのレッスンを聴講するのは初めてでした。

正直なところ、大変失礼ながらも、何となく偉そうなイメージがありましたが、
そうではなく、とても偉い人でした。
そんなわけで、多少の威厳があるのは、ごく自然なことでした。

そして、とても情熱的な面やフランクな面があるように思えました。

また、ちょっとお茶目な雰囲気もあり、イメージが変わったように思いました。

さて、僕の公開レッスンの聴講の仕方は、

『自分だったら受講生の演奏をどう評価し何を指導するか。』
ということを考えます。

自分も指導者として、今後もっと成長するためだけではなく、他者の演奏を的確に評価する能力を磨けば、自分の演奏も的確に評価し、足りないものを補えるからです。


結果から言うと、
同じように評価した部分もあれば、違う観点を評価した部分もありました。


その中で、今回は2つ気になったことがあるのでご紹介します。


まずは息の使い方です。
フォルテで音を出すときには、息の量ではなくスピードを速くする、ということでした。
まぁ時間的には、スピードの速い息を入れれば、遅いときに比べてたくさんの量を入れたことにはなりますが、
息の量を増やす、というイメージが強すぎると、息が太くなり、結果的にスピードが落ちてしまうわけです。
息の太さを変えずにスピードだけを調節することで音量を変えていきます。

このあたりは僕も共通して持っている指導法でした。

しかし、フォルテというのは単に音量だけを表すものでしょうか?


そこで今回2つ目のポイントはダイナミクスのこと。ダイナミクスとはフォルテやピアノのことですが、単に音量の大小を示すのではないことは大学時代に教わりました。


それを生徒に教えるときに、『同じフォルテでもいろんなフォルテがある。柔らかいフォルテや固いフォルテなど…。』と指導しています。

冨岡さんは、
『同じ感情を表すにも、その程度によって様々だ。例えば、悲しみを表現するにしても、大声で泣き叫ぶフォルテもあれば、そっとシクシク泣くピアノもある。』という指導でした。

最終的には、色彩豊かな音色を使い分けられるようになるのが目標ですが、

そこまで辿り着くための考え方としては、違ったアプローチなため、非常に斬新でした

総合的には、目指す結果(演奏、音楽)は、ほぼ共感出来ることばかりでしたが、そこまでのアプローチの違いがあると『なるほど~』という感じがして、充実した時間を過ごせました。


何かの参考になればと思い、また自分のためにも記録を残しておきます。
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このブログの右側にあるスケジュールのところで、
浜岡の本番の日付が間違っていたので修正しました。
今日は生徒さんに誘われてお好み焼きを食べに来ました。

僕がひっくり返したのはこちら。




そして生徒さんはこちら。




レベルが違います(笑)
これまでは昭和の香りがプンプンしていたエアコンが、ついに新しくなりました!



そして、地震対策のための貼り紙も…。



何事もないことを祈るばかりです。
いつも使っているサックス、ヤナギサワの9937PGPをお掃除&パーツ交換などのため、しばらく入院中。


その間は、他の楽器でレッスンしています。

ヤマハのYAS875とセルマーSuperAction80シリーズⅡを吹き比べたところ、

ヤマハの方は倍音少し多めで太めの暖かい音色、セルマーはシンプルな倍音で細い音に柔らかさや品格のあるオシャレな響き、どちらも違うタイプの魅力を持っています。

しばらくは、ヤナギサワのキィ配列に近いヤマハを選びます。



ちゃんとあります。

来れる方は是非来てください。

お互いの不安を語り合いながら、音楽でリフレッシュしましょう。




今のところ、土曜日の藤枝のレッスンもあります。
緊急事態ではありますが、
会場によってレッスン決行するかどうか、迷っている方もいらっしゃると思います。

とりあえず、本日3月15日(火)の富士でのレッスン(池谷隼人クラス)は決行します。
何かあれば、会場もしくはこちらの記事にコメントをください。
コメントが書かれると、すぐに携帯電話にお知らせが届くことになっています。

直接、下記の携帯電話に連絡をくださっても構いません。

090-3511-9298
hayapon-i@ezweb.ne.jp
その他の会場のレッスンも、随時書いていきたいと考えております。

これは食パンではありません。
欲しがりません、弾くまでは。


ピアノを弾く前にニギニギすると弾きやすくなるらしいです。

軽く指慣らしです。



ま、こんな感じで静岡大学と常葉短大のサクソフォンソロコンサートの模様を少しずつアップしますね♪
レッスン会場に着いたら…

いいセンスだ!



今日は久々に音楽ネタ以外の話題を。


静岡県西部でトンコツラーメンを食べるならココ!


『めん虎』


JR袋井駅から車で迷わずに行って5分くらいかな。

トンコツベースが専門のお店で、
特徴は麺の固さが選べることと、大盛はないけど、替え玉制があること。


写真は、
お気に入り『こく丸ラーメン』。
 
もう1つ『魚介トンコツラーメン』もオススメ♪ (写真ないですけど・・・)


初めは美味しいとは思わなかったし特に好きじゃなかったんだけど、

今は袋井に行ったら行かずにはいられないお店になりました。

病みつきです♪



最近浜松店もオープンしたらしいです。



以上、グルメレポートでした☆



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プロフィール
HN:
池谷隼人
年齢:
39
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/07/26
職業:
演奏家・指導者
趣味:
睡眠
プロフィール:
5歳よりヤマハ音楽教室へ通い、ピアノ奏法に加えて楽典やソルフェージュ、作曲などを学び、13歳でサクソフォンと出会う。

第3~4回静岡ピアノオーディション合格し、受賞者記念発表会に出演。

第14回管楽器個人重奏コンテスト高校生の部 東海大会第2位、中日新聞社長賞を受賞。

第2回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第3位を受賞。旧東京音楽学校奏楽堂で開催された入賞者披露演奏会ではバラード(トマジ作曲)を演奏する。

第36回新人演奏会オーディション合格、審査員特別賞を受賞。(東京国際芸術協会)第36回新人演奏会では室内小協奏曲(イベール作曲)を演奏する。

第1回ブルクハルト国際音楽コンクールで1~3位なしの審査員賞を受賞。(東京国際芸術協会)

第25回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。

第15回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに受講生として参加、選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。

現在、ピアノ伴奏をしながらサクソフォンの演奏活動および後進の指導にあたる。
ソレイユカルテットアルトサクソフォン奏者
トリオ「湊」のサクソフォン奏者兼アレンジャーとして活動中。
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スケジュール
2013/ 3/ 3(日)
静岡音楽館AOI
北山敦康サクソフォンリサイタル

2013/ 3/ 9(土)
小金井市民交流センター大ホール 
Monsieur KUDACCHI~サクソフォンの世界~


2013/ 3/27(水)
静岡市民文化会館中ホール
静岡高校吹奏楽部 第35回定期演奏会(サクソフォンゲスト出演)
使用楽器
<Soprano Saxophone>
楽器:YANAGISAWA S992PGP(ネック:銀製PGP「#195」)
マウスピース:Yanagisawa #7
リガチャー:SELMER ピンクゴールドメッキ
リード:Vandoren Traditional 3・1/2

<Alto Saxophone>
楽器:YANAGISAWA A9937PGP
マウスピース:Vandoren A28
リガチャー:魔法のリガチャン、Woodstone ピンクゴールド
リード:Vandoren Traditional 3, 3 1/2

<Tenor Saxophone>
楽器:YANAGISAWA T992 (ネック:管体シルバー、ピンクゴールドメッキ)
マウスピース:Vandoren T20
リガチャー:BG Traditional
リード:Vandoren Traditional 3 1/2
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