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音楽家、池谷隼人の日頃の想いや音楽についてを自由気ままに書き綴っていきます。 皆様のコメントやメッセージをお待ちしております。
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今日、テナーに関しては普通のリード(バンドレーンのスタンダード3半)に戻しました。
レジェールは少しトゲが強すぎるような印象でした。
バンドーレンのV12の2半とか3もオススメです。
スタンダードの3もいいでしょう。
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原発の問題がなかなか解決しない今日、新しいエネルギーを求めて世界中の偉い人が研究を重ねていますが、

リードも新しい素材としてオススメ出来るのがレジェール。

特にクラシックな音を出したいアルト・テナーサクソフォン奏者の方は、
是非シグネチャーシリーズをオススメします。

まだ開発されたばかりで詳細は不明ですが、
とにかく凄く良いです。

通常のレジェールリードよりも柔らかく暖かい音が出ます。

棒雑誌にリードの特集が組まれていて、
ある演奏家が
「バンドーレンの最高の状態のリードを100点とするなら、シグネチャーシリーズはコンスタントに90点」とコメントされていましたが、
確かにその通りと言った感じ。

一気に練習が楽しくなったし、ずっと楽器を吹いていたい気になりました。

気になることは、
・果たしてどのくらいの耐久性があるのか(どの程度長時間の演奏に耐えられるか・長期的に1枚をどのくらい使っていけるのか)
・どのような作りをしているのか(それによって管理方法が決まる)
・普通のリードよりは当然表面がツルツルしているので、くわえたときやリードをマウスピースにつける際に違和感がある。(ただし、吹いてみるとそれを忘れるくらい良い音で自然の吹き心地です)
・これほどまでに良いと、サックス吹きがみんな良い音になってしまい、違いやレベル差が小さくなってしまうのではないか(笑)

特に一つ目の点については、一枚4200円がどれくらいの価値かが決まる重要なポイントです。
つまり、すぐ買い換えなきゃいけないようなら、普通のリードの方が安上がりかなぁ、とかね。
今後しばらく使ってみて、また経過で興味深いことがわかれば記事を書きます。

ちなみに、2011年4月7日(木)現在の実験におけるセッティングは、
Alto
楽器:YAMAHA YAS-875
マウスピース:Vandoren V5シリーズ A27
リガチャー:魔法のリガちゃん(金)
リード:レジェール(シグネチャーシリーズ)3番
これまでに比べると少し抵抗感が少ないかなとは思いましたが、
低音も楽に出るのでこれくらいがベストかなぁという感じ。
(もともとヤナギサワのA-9937PGPにA28を使っていたので、楽器やセッティングを戻したらまた変わるかも)

Tenor
楽器:YANAGISAWA T-992(ネック:シルバーPGP)
マウスピース:Vandoren V5シリーズ T20
リガチャー:Vandoren Optimum
リード:レジェール(シグネチャーシリーズ)3
こちらもやや抵抗感が小さいけど、低音から高音まで満遍なくコントロールできるかなという感じ。基本的にはアルトと同じ。3と1/4を吹いたら、ちょっとキツイけど、いつもキツめのセッティングの人にはオススメかな、という感じ。

まだあまり普及していないようですが、
これは流行るかも・・・!!今までのレジェールとは違います。


早くソプラノ・バリトン用も開発・販売して欲しいと思うほどのレベルでした。
 
先日のナゴヤサックスフェスタでは、
吹奏楽連盟主催の吹奏楽コンクールの課題曲講習会が行われていました。

12月に多摩で行われるサクソフォンフェスティバルよりも、
吹奏楽部に所属しているであろう中高生たちの来場者が多くいたような印象で、
イベントの内容も、そんな中高生向けのものが多かったようです。
このことからも吹奏楽の文化が強く根付いていることがわかります。

また、大人のアマチュアの方たちは、プロも驚くほどの演奏力や知識を持っていて、
サックスや音楽が盛んであることを感じることが出来ました。

静岡県中部地区ではここまで音楽文化が根付いていないようにも思います。
先日のナゴヤサックスフェスタに出演された、
雲井雅人サックス四重奏団の演奏について失礼ながら感想を書きたいと思います。

日本を代表するクラシックサクソフォン奏者、雲井雅人さんとそのお弟子さんで結成したこの四重奏団は、
通称「雲カル」と呼ばれ、音楽への真摯な姿勢と洗練された美しいアンサンブルは常に高く評価されています。

その中で、ソプラノサックスを吹いている雲井さんと、テナーサックスを吹いている林田さんのCDは何度も聴いていたが、

はっきり言って生演奏は何倍も良いものでした!

もちろん雲カルの演奏の良さも語らずにはいられません。
真面目で、しかし柔軟性もあって、本当に素晴らしい音楽を演奏してくれました。
上手いというよりも、曲の良さが最大限に引き出された演奏で、
つまりそれは上手くなくては成し遂げられないことなのですが、

かなりクタクタな状態で聴いていたため、
本番中はあまりの心地よさにコックリコックリしてしまうほど幸せな時間でした。

しかし、更に声を大にして言いたいのは!!
CDよりもやっぱり生演奏だということです。

CDがダメなわけではないのです。
林田さんのクレストンのソナタを聴いて、「なるほど!こう演奏されるべきだ!」とすら思ったし、
雲井さんのテナーの音色を聴いたときの感動は凄まじいものでした。

しかし、生演奏はその遥か上をいっていました。

やはりCDには収録しきれない周波数の音がある、ということでしょうか?

生演奏は視覚からも楽しめますので、そういう原因もあるのでしょう。

雲井さんのソプラノの中低音の素晴らしいコントロール、
林田さんのテナーのストレスのない響きは特に圧巻でした。

そして、演奏直後に「はい、終了~」みたいな涼しい顔しちゃって!結構大変な曲をやっていたのに!
なかなかやってくれます、あの4人(笑)



皆さんも、雲カルに限らず「音楽」を味わいたいときには是非生演奏をオススメします。
冨岡和男氏は、演奏家としてだけでなく、指導者としても日本のサクソフォン界に多大な功績を残している人物として知られています。

残念ながら、今の日本では、クラシカルサクソフォンに馴染みのない地域も多く、僕ら若手の世代で音楽が盛んでない地域にいると、冨岡さんのことを知る機会が少ないという現状は否めないのですが、現在活躍している演奏家の中には、冨岡さんに教わった人が数多くいるのです。

そんな僕が冨岡さんのレッスンを聴講するのは初めてでした。

正直なところ、大変失礼ながらも、何となく偉そうなイメージがありましたが、
そうではなく、とても偉い人でした。
そんなわけで、多少の威厳があるのは、ごく自然なことでした。

そして、とても情熱的な面やフランクな面があるように思えました。

また、ちょっとお茶目な雰囲気もあり、イメージが変わったように思いました。

さて、僕の公開レッスンの聴講の仕方は、

『自分だったら受講生の演奏をどう評価し何を指導するか。』
ということを考えます。

自分も指導者として、今後もっと成長するためだけではなく、他者の演奏を的確に評価する能力を磨けば、自分の演奏も的確に評価し、足りないものを補えるからです。


結果から言うと、
同じように評価した部分もあれば、違う観点を評価した部分もありました。


その中で、今回は2つ気になったことがあるのでご紹介します。


まずは息の使い方です。
フォルテで音を出すときには、息の量ではなくスピードを速くする、ということでした。
まぁ時間的には、スピードの速い息を入れれば、遅いときに比べてたくさんの量を入れたことにはなりますが、
息の量を増やす、というイメージが強すぎると、息が太くなり、結果的にスピードが落ちてしまうわけです。
息の太さを変えずにスピードだけを調節することで音量を変えていきます。

このあたりは僕も共通して持っている指導法でした。

しかし、フォルテというのは単に音量だけを表すものでしょうか?


そこで今回2つ目のポイントはダイナミクスのこと。ダイナミクスとはフォルテやピアノのことですが、単に音量の大小を示すのではないことは大学時代に教わりました。


それを生徒に教えるときに、『同じフォルテでもいろんなフォルテがある。柔らかいフォルテや固いフォルテなど…。』と指導しています。

冨岡さんは、
『同じ感情を表すにも、その程度によって様々だ。例えば、悲しみを表現するにしても、大声で泣き叫ぶフォルテもあれば、そっとシクシク泣くピアノもある。』という指導でした。

最終的には、色彩豊かな音色を使い分けられるようになるのが目標ですが、

そこまで辿り着くための考え方としては、違ったアプローチなため、非常に斬新でした

総合的には、目指す結果(演奏、音楽)は、ほぼ共感出来ることばかりでしたが、そこまでのアプローチの違いがあると『なるほど~』という感じがして、充実した時間を過ごせました。


何かの参考になればと思い、また自分のためにも記録を残しておきます。
「おっ!?最近は毎日更新してるぞ?ちょっとマメにチェックしてみっか?」

と思って今日の分をチェックしていても、なかなか更新されずにアクセスされた方、
ありがとうございます。

昨日の清水のライブもなかなかに盛り上がりました。

最近はピアニストの仕事が多く、サックスの練習が少なめだったこともあり、
スタミナがもたないところがありましたが、何とか吹ききりました。

そして、今日(3日の日曜日)は、
名古屋サックスフェスタに行ってきました。

東海地区で開催されるサクソフォンの祭典で、
基本的にはクラシック音楽ばかりなのですが、
途中ジャズもありました。

なかなか有意義な時間でしたが、
昨日もかなり疲れたので、
もう少し体力と気力に余裕があれば、もっと堪能できたのかも。

そんな中、いろいろ感じたことがあるのですが、
全てを一度に書くとスゴイ量になってしまうので、
今後テーマ毎に記事にしていきたいと思います。

というわけで、しばらくはネタがあるので、更新をお楽しみに♪
明日、土曜日は第1土曜日じゃないか!
というわけで・・・

毎月第1土曜日はハニサクへ集合ね♪♪

今回は、アルトサックスは使わずに、
ソプラノ・テナーのみによる選曲をしました。

ヴァイオリンのソロ曲は不明ですw

2011年4月2日(土)
19:00開店
19:30開演
MC(ミュージック・チャージ)1500円
会場/ジャズライブハウス「ハニーサックルローズ」

プログラムの一部をちょっと紹介・・・

・シューマン/3つのロマンスより
・ピアソラ/タンゴの歴史より
・パッフェルベル/カノン
その他・・・(ポピュラー系など)
このブログの右側にあるスケジュールのところで、
浜岡の本番の日付が間違っていたので修正しました。
今日は生徒さんに誘われてお好み焼きを食べに来ました。

僕がひっくり返したのはこちら。




そして生徒さんはこちら。




レベルが違います(笑)

最近は、ピアノ伴奏や編曲に追われていましたが、
とりあえず少し落ち着きました。

ピアノ伴奏はあと先生の2曲でひと段落。
編曲の緊急課題はなし。

あとはサックスの練習をメインにしながら、
ときどきピアノの練習や編曲、作曲の続き、自宅PCのデータ整理やノートPCのリストア。
レッスンは、新規募集とレッスン内容の更なる効率化を考えてクラス編成などの計画を立てる。
部屋の整理なども出来るところから始めて、いらないものは捨てて、使えそうなものはどんどん使う。
不足しているものや欲しいものを買って・・・。

なんだかTO DOリストみたいな日記になってしまいました。

一番近い本番は、
4月2日のハニサクライブ(静岡県静岡市清水区)と、
5月7日のジョイントリサイタル(愛知県名古屋市熱田)
の2つ。

よろしくデス!
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プロフィール
HN:
池谷隼人
年齢:
39
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/07/26
職業:
演奏家・指導者
趣味:
睡眠
プロフィール:
5歳よりヤマハ音楽教室へ通い、ピアノ奏法に加えて楽典やソルフェージュ、作曲などを学び、13歳でサクソフォンと出会う。

第3~4回静岡ピアノオーディション合格し、受賞者記念発表会に出演。

第14回管楽器個人重奏コンテスト高校生の部 東海大会第2位、中日新聞社長賞を受賞。

第2回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第3位を受賞。旧東京音楽学校奏楽堂で開催された入賞者披露演奏会ではバラード(トマジ作曲)を演奏する。

第36回新人演奏会オーディション合格、審査員特別賞を受賞。(東京国際芸術協会)第36回新人演奏会では室内小協奏曲(イベール作曲)を演奏する。

第1回ブルクハルト国際音楽コンクールで1~3位なしの審査員賞を受賞。(東京国際芸術協会)

第25回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。

第15回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに受講生として参加、選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。

現在、ピアノ伴奏をしながらサクソフォンの演奏活動および後進の指導にあたる。
ソレイユカルテットアルトサクソフォン奏者
トリオ「湊」のサクソフォン奏者兼アレンジャーとして活動中。
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スケジュール
2013/ 3/ 3(日)
静岡音楽館AOI
北山敦康サクソフォンリサイタル

2013/ 3/ 9(土)
小金井市民交流センター大ホール 
Monsieur KUDACCHI~サクソフォンの世界~


2013/ 3/27(水)
静岡市民文化会館中ホール
静岡高校吹奏楽部 第35回定期演奏会(サクソフォンゲスト出演)
使用楽器
<Soprano Saxophone>
楽器:YANAGISAWA S992PGP(ネック:銀製PGP「#195」)
マウスピース:Yanagisawa #7
リガチャー:SELMER ピンクゴールドメッキ
リード:Vandoren Traditional 3・1/2

<Alto Saxophone>
楽器:YANAGISAWA A9937PGP
マウスピース:Vandoren A28
リガチャー:魔法のリガチャン、Woodstone ピンクゴールド
リード:Vandoren Traditional 3, 3 1/2

<Tenor Saxophone>
楽器:YANAGISAWA T992 (ネック:管体シルバー、ピンクゴールドメッキ)
マウスピース:Vandoren T20
リガチャー:BG Traditional
リード:Vandoren Traditional 3 1/2
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