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音楽家、池谷隼人の日頃の想いや音楽についてを自由気ままに書き綴っていきます。 皆様のコメントやメッセージをお待ちしております。
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今日は富士でのレッスン。
まぁ結構広い部屋を1人で独占。空き時間に楽譜作ったり練習したりしています。

伴奏君Ⅱ(MDP30)をエレクトーンに繋いで充実した音でレッスンします。




最近お店の改装工事を行い、
パソコン教室が1階に移ったので、
2階に新たな音楽室が出来ました。

 
 
 
 
音楽の世界では、♯(シャープ)や♭(フラット)があり、
それぞれ半音上げたり下げたりすることがあります。

半音とはどのくらいかと言うと、
ちょうどミからファ(またはシからド)に変わるくらいの音程の違いです。

しかし、もっとマニアックな世界では、
微分音と呼ばれるものがあり、
更に2分割した音程を表現することがあります。
つまり、
ミとファ(シとド)の間にもう一つ音程を決めるわけです。e24c46e0.jpeg


現在は、そんな微分音を使う曲を練習しているのですが、
サクソフォンでは指使いを工夫することで表現します。

その指使いを記した本がないわけではないのですが、5d2b89bf.jpeg
自分の楽器に合うかどうかはやってみないことにはわからない、
もし合わなかったら、自分なりに指使いを研究しなくてはなりません。aac038c9.jpeg

今はまだ研究の段階で、スラスラ吹けるのはいつになることやら、、、という感じ。
毎月演奏しているハニーサックルローズ近くにある制服屋さんの人形。

ものすごいインパクトです。

中学生になったら、
こんな表情で歌を歌いましょう♪



今日は、
高校時代の先輩で、東京や静岡も含め様々な地域でご活躍中のシンガーソングライターの北川友紀さんの路上ライブに緊急参戦してきました。

CDは買ってあったし、事前に少し聴いてはおいたものの、
CDと生演奏では、使う楽器や機材、演奏場所によって少しアレンジが変わることも珍しくないため、
『イントロは何小節?』
『間奏はどっから何小節?』とか、よくわからずにジャムセッションしました。

途中の転調は、まぁちょっと焦りましたけど、
とにかく鳴っている音楽を集中して聴いていれば、その音楽の展開やコード(和音)進行はだいたい予測出来ました。


通りすがりの人から彼女の熱烈なファンの方まで、
老若男女様々な聴衆が集まりました。


そんな中、雑誌(情報誌)の編集長さんをはじめ何人かの人に話しかけられましたが、
そのときちょっと嬉しい発見がありました。


サックスはもともと、どちらかと言えばクラシック系の音楽で活躍する楽器として生まれたということを、知ってる人が結構いたことでした。

かといって、
さっきのセッションでは完全にクラシックらしく演奏したわけではないし、
僕自身ジャズから演歌まで何でも好きなわけですが、
それ以上にクラシックも好きなので、
とても嬉しいことです。




また、北川先輩もお変わりなく、
アーティストらしさが一層増していて、

クラシックとシンガーソングライターでは土俵は違うかもしれないけど、同じ音楽をやっているわけで、だからこうして混ざりそうもない二人がセッション出来たわけで、

とてもいい刺激になりましたし、
また今後のますますのご活躍を期待…いや、確信しております。

知り合いだからとか、そういうことではなく、
歌唱力、楽曲制作、パフォーマンス、チャンスの活かし方など、どれをとっても伸びしろをはっきり感じるのです。

またどこかでご一緒出来たらと思います。

なお、北川友紀さんはケーブルテレビの出演が決まっている他、ラジオ出演なども頻繁にあるようです。
すでに立派な活躍ぶりではありますが、
今後も我が自慢の先輩の応援をよろしくお願いします。


さて、こちらは今清水に向かっております。毎度お馴染み(?)ハニーサックルローズで、バッハプログラムをメインに頑張ります!



先日、愛用している楽器メーカーの工場見学をさせてもらいました。

使い始めてから6年近くは経ったかと思いますが、
メーカーはヤナギサワ。

社長さんの名前が柳沢さんです。


国内でよく使われている主要なメーカーは、
セルマー、ヤマハ、ヤナギサワの3つ。
セルマーはフランスのメーカーで、
ヤマハとヤナギサワは日本のメーカーです。

特に、ヤナギサワはサックスしか作っていない専門メーカーなんです。

昔はサックスと言えばセルマーという印象がありましたが、
現在ではどのメーカーも頑張っていい製品を作っていて、
好みや金額で選びます。

もともとヤナギサワでは、サックスがある程度のレベルの楽器を作れるようになったら、
次はフルートを、と考えていたそうですが、
作れば作るほど「もっといいものを!」とこだわるようになり、
未だにサックスの研究を続けています。
ヤナギサワ看板1

これまでも、管体に銅を混ぜるなど、様々な研究を重ね、
今でも日々いい楽器を追い求めているようです。

ヤナギサワ看板2









さて、楽器が出来るまでを案内していただきました。


サックスのもともとの管体の素材はこれです!!
PA0_0108.JPG金属のトイレットペーパーみたい!(笑)

こういうものを、熱を加えたり叩いたり磨いたり、
いろんなことをしながらあの形になっていくのだそうです。
素人にはよくわかりません・・・。

次に、管体に取り付けられている管です。
これがないとふたが開いたり閉じたり出来ません。
いわゆるキィとか呼ばれる部分なんでしょうか。キィ?ストローみたい
ストローに見えますよね。









昨日は、愛用している楽器を製造している工場に見学に行き、
社長さんともトークしてきました。

いろいろ写真などありますが、いったんお風呂に入ってくるので、しばしお待ちを。



さて!!!!
とりあえず、明日は無謀なセッションを行います!
藤枝にお住まいの音楽好きの方、
藤枝出身の歌手、北川友紀さんの路上ライブ、藤枝駅ロータリーにて行われます。
東京など、様々な場所で活躍中の北川さん、実は高校時代の先輩です。


今朝急に決まったセッション!
どんな風に絡むとか、全然わかりませんが、
この即興ぶりをご堪能ください(笑)
15時からです。

オフィシャルサイトはこちら
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=yuki_kitagawa
サクソフォンを習いに来る人の多くは、
サクソフォンという名前を知らなかったり、
ジャズの楽器だと思っていたりするんです。

確かにジャズの楽器であることは間違いないのですが、、
クラシック音楽の分野でも活躍する楽器、というより、
どちらかと言えばそちらが楽器誕生の舞台だったようです。

軍楽隊などで当時よく見られた、いわゆる吹奏楽の中で、
金管楽器と木管楽器の両方の性質をバランスよく持ち、
金管楽器と木管楽器の差を埋めて音色をブレンドさせる役割を目的に開発されたサクソフォンは、
やがてジャズの世界でも活躍出来る楽器として知られていきましたとさ。

しかし、クラシックやジャズという、
いわゆる音楽のジャンルを示す言葉は、
その分類が案外難しく、
クラシックとは辞書で調べると「古典的な」などという意味がありますが、
どこまでの時代を古典的と捉えるのかによっても違ってくるし、
新しい時代の曲になれば、ジャズの要素を取り入れたり、
ジャズの世界でもクラシックのメロディーを取り入れたりと、
ジャンル分けが難しくなっているんです。


演奏をするときに意識したいのは、
その曲がどんな演奏スタイルで演奏すれば一番魅力を発揮するのか、ということ。
つまり、その曲がクラシックなのかジャズなのか、ではないのです。

極端に言えば、演奏者の解釈によってはクラシックにもジャズにもなりうるということです。


とは言え、例えばモーツァルトデューク・エリントでは聴き方が違います。
聴き方がわからなければ、音楽の魅力は半減するでしょう。

まず、聴き方を調べたり誰かに尋ねたりせず、
いろいろ聴いて自分なりに感じてください。


そのあと、いろいろ調べることで、
クラシックもジャズもそれぞれの聴き方がわかってくるでしょう。

具体的にはまた今度♪
今日はソプラノサックスのマウスピースを選びに磐田まで行ってきました。



2~3回しか会ったことのない店長さんと意気投合!
そんな店長さんとの写真…撮るの忘れた~!!



さて、今日選んだのはバンドレン製のS15というマウスピース。


今まで使っていたセルマーも良いのですが、

少し新たな道を切り開いていきたいと思い、買ってみました。


セルマーよりも吹きこなすのは難しいけれど、
吹きこなせるようになれば演奏や音色、音楽そのものの幅が広がりそうな予感がします。それだけ出せる音色の種類が豊富なのではないかと思います。

アルトサックスは、今年の2月にバンドレンのオプティマムシリーズAL3からA28に変えましたが、これも同じでした。
AL3はとても吹きやすく、純粋で綺麗な音は出るけれど、綺麗な音しか出せない感じがしたのに対して、A28の方は慣れるまでは吹きこなすのはかなり難しいけど、実にカラフルな音色を持っていると感じたのです。


今まで使っていたものから違うものに変えれば違和感や不慣れな感じがあるのは当然のこと。

そこを乗り越えていければ、もしかしたら今よりも楽しい音楽が出来るかもしれない、そんな期待を抱き、これから清水へ行って本番の打ち合わせ、そのあとは合わせ練習です。
PA0_0106.JPG今日はいつもと違うお客様に聴いていただきました。

知っている曲も交えつつ、とにかく知らない曲も聴いてもらいたいという想いを存分に発揮して、
Fuzzy Bird Sonata(吉松隆)を演奏しました。

この曲は、須川先生のために書かれた作品で、
現代的な技巧とポップな要素、美しいメロディーなど、
様々な種類の音楽が混じっていて、
初めて聴いたときには、
「いつかこんな曲が吹けたら・・・」と夢見た曲でした。

まぁ未だにいい演奏はなかなか出来ないけれど、
それでもこの曲を本番で演奏出来るくらいにまでなれたのは、
当時にしてみれば驚きです。

さて、次はちょうど来週の土曜日にも同じ会場でライブです!

バッハを何曲かやります。


バッハの音楽は、こちらの考え方次第でいろいろな演奏をすることが出来る、とっても面白い曲ばかりです。
もちろん真面目で堅い音楽もたくさんありますが、
ポップで楽しい曲や、とにかく美しい曲など、様々です。

演奏者の解釈で最も大事なのは、フレーズを考えることです。
このフレーズも、考え方次第で違ったニュアンスになるんです。

日本語で言うところの、句読点の位置を考えることと似ています。
「きみはしらないのか」を、「君は、知らないのか」と「君、走らないのか」の二つの解釈があるように・・・。


そんなバッハを是非お楽しみ下さい♪
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プロフィール
HN:
池谷隼人
年齢:
39
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/07/26
職業:
演奏家・指導者
趣味:
睡眠
プロフィール:
5歳よりヤマハ音楽教室へ通い、ピアノ奏法に加えて楽典やソルフェージュ、作曲などを学び、13歳でサクソフォンと出会う。

第3~4回静岡ピアノオーディション合格し、受賞者記念発表会に出演。

第14回管楽器個人重奏コンテスト高校生の部 東海大会第2位、中日新聞社長賞を受賞。

第2回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第3位を受賞。旧東京音楽学校奏楽堂で開催された入賞者披露演奏会ではバラード(トマジ作曲)を演奏する。

第36回新人演奏会オーディション合格、審査員特別賞を受賞。(東京国際芸術協会)第36回新人演奏会では室内小協奏曲(イベール作曲)を演奏する。

第1回ブルクハルト国際音楽コンクールで1~3位なしの審査員賞を受賞。(東京国際芸術協会)

第25回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。

第15回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに受講生として参加、選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。

現在、ピアノ伴奏をしながらサクソフォンの演奏活動および後進の指導にあたる。
ソレイユカルテットアルトサクソフォン奏者
トリオ「湊」のサクソフォン奏者兼アレンジャーとして活動中。
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2013/ 3/ 3(日)
静岡音楽館AOI
北山敦康サクソフォンリサイタル

2013/ 3/ 9(土)
小金井市民交流センター大ホール 
Monsieur KUDACCHI~サクソフォンの世界~


2013/ 3/27(水)
静岡市民文化会館中ホール
静岡高校吹奏楽部 第35回定期演奏会(サクソフォンゲスト出演)
使用楽器
<Soprano Saxophone>
楽器:YANAGISAWA S992PGP(ネック:銀製PGP「#195」)
マウスピース:Yanagisawa #7
リガチャー:SELMER ピンクゴールドメッキ
リード:Vandoren Traditional 3・1/2

<Alto Saxophone>
楽器:YANAGISAWA A9937PGP
マウスピース:Vandoren A28
リガチャー:魔法のリガチャン、Woodstone ピンクゴールド
リード:Vandoren Traditional 3, 3 1/2

<Tenor Saxophone>
楽器:YANAGISAWA T992 (ネック:管体シルバー、ピンクゴールドメッキ)
マウスピース:Vandoren T20
リガチャー:BG Traditional
リード:Vandoren Traditional 3 1/2
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