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音楽家、池谷隼人の日頃の想いや音楽についてを自由気ままに書き綴っていきます。 皆様のコメントやメッセージをお待ちしております。
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遅くなりましたが、
池谷隼人サクソフォンリサイタル2012へ
お越しいただきました皆様、
周りに宣伝してくださった皆様、
会場スタッフも含め、いろいろな面でお手伝いいただいた皆様、
本当にありがとうございました。
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いろいろ至らない点が多くありましたが、
それについてあまり落ち込んではおらず、
結構前向きです♪(笑)

自分へのメモの意味も込めて、
反省点などは続きに書いておきます。
もし良かったらご覧くださいまし♪
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今回はダメな点もあったけど、良いところもたくさんありました!
ほとんど音楽(特にクラシック)に興味を持たずに、関わりも少なかった人が、
今回をきっかけにクラシックに興味が沸いたという人がいたようです。

これは僕の演奏活動の目的と完璧に一致します。

クラシックにこだわっているわけではないんです。
いろんなジャンルの音楽があるけど、
それぞれみんな個性的で、(それでも同じ音楽だから共通点もあって)
どれも楽しいよね!?っていうことを伝えたいのです。

具体的にはこちらに書きましたのでご覧ください。
http://musichayapon.ninja-web.net/essay.html

というわけで、
音楽の効果・魅力を出来るだけ多くの人に広めたいという想いが少し実ったような気がしました。
騙されたと思って来てみた人、ご近所付き合いで来てみた人が、
少しでも音楽で感動してくれたら・・・。
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今後とも、応援よろしくお願いします!

なお、もしよろしければ、リサイタルの感想や良かった曲など、
自由にコメントいただければと思います。

まず、一つ目。
演奏面では、完璧とは言わないまでも、
出来るだけ暗譜でも吹けるくらいまで繰り返しするような練習を積んでおかないと、
ちょっとパニックになっただけで立ち直れなくなります。

それと、1曲1曲をもっと深めるということをしていなかった曲がチラホラあります。
聴衆側に伝わるかどうか、それが気に入ってもらえるかはともかく、
芸術家としてこだわるところがまだあったのです。
なんとなく無難な演奏という感じに終わり、
もう少し説得力をもたせても良かった曲があったと思います。

さらに、練習時間不足ということもあってか、
口周りの筋肉疲労・スタミナ不足により、
息の形を整えられなくなり、
音色が割れたり、高い音が出にくくなったり、
音程のコントロールが利かなくなったりしました。
これは、本番だからといって気合が入りすぎて無駄な力が入ったからかもしれません。

これらの問題をどうにも出来なかった原因は、
自主企画リサイタルというものがどのくらい大変で、どのように働けば潤滑にできるかが、
あまりわかっていなかったところにあります。

たとえば、
リサイタルを開催するにあたっては、
まず会場をお借りするところから始まり、
だいたいの内容や共演者との約束を決めておきます。
そのあと宣伝のためのチラシや、プログラム、チケットの準備など、
あらゆるところに気を配らなくてはなりません。

恥ずかしながら、これまで演奏会のお手伝いはやったことがなく、
こうした経験がなかったので、
今思えば、演奏会のお手伝いは、
演奏者や企画者のためだけでなく、
将来の自分のためにもなることだったんだなぁと改めて思いました。

このような準備不足もあって、
開演(開場ではありません!)15分くらい前まで、
走り回ったり重い荷物を持って息を切らしていました。
腕の筋肉が疲れ、楽器を吹くときの準備としては最悪ですw
この記事を書いてるのが演奏会の二日後ですが、まだ筋肉痛が残っています!
若い証拠!?(笑)
いや、それよりも、運動不足と準備不足の証拠です。。。


しかし、逆に言えば、
忘れないうちにこうしたことをある程度マニュアル化すれば、
次回からより良い質の演奏会で、より良い質の演奏が出来ることはほぼ間違いありませんよね!

あぁ・・・ダメだったぁ・・・と落ち込むことよりも、
感情的にならず冷静に、むしろちょっとだけ前向きな姿勢で行けたらと思います。
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コメント
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» 無題
リサイタルお疲れ様でした。
素晴らしい演奏、ありがとうございました。
私が知っていた曲はアンコールの2曲位でしたが
初めて聞くクラシックの曲も良かったです~。
facebookにシェアさせていただきました。
m(_ _)m
aono 2012/05/15(Tue)23:49:47 編集
» 〉aonoさん。
ありがとうございました!
あとで録音を聞いたら、かなりボロの多い演奏でしたが、原因のいくつかはわかっているので、今後改善して、いつか更に良い演奏をしたいと思います。
知らない曲を、少しでも興味を持ってもらえたらと思います。
また、クラシックに限らず、様々なジャンルで素敵な曲はまだまだたくさんあるのだと思います。これからもお互いに情報を共有出来たら良いなと思います。
池谷隼人 2012/05/16(Wed)00:05:55 編集
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プロフィール
HN:
池谷隼人
年齢:
38
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/07/26
職業:
演奏家・指導者
趣味:
睡眠
プロフィール:
5歳よりヤマハ音楽教室へ通い、ピアノ奏法に加えて楽典やソルフェージュ、作曲などを学び、13歳でサクソフォンと出会う。

第3~4回静岡ピアノオーディション合格し、受賞者記念発表会に出演。

第14回管楽器個人重奏コンテスト高校生の部 東海大会第2位、中日新聞社長賞を受賞。

第2回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第3位を受賞。旧東京音楽学校奏楽堂で開催された入賞者披露演奏会ではバラード(トマジ作曲)を演奏する。

第36回新人演奏会オーディション合格、審査員特別賞を受賞。(東京国際芸術協会)第36回新人演奏会では室内小協奏曲(イベール作曲)を演奏する。

第1回ブルクハルト国際音楽コンクールで1~3位なしの審査員賞を受賞。(東京国際芸術協会)

第25回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。

第15回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに受講生として参加、選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。

現在、ピアノ伴奏をしながらサクソフォンの演奏活動および後進の指導にあたる。
ソレイユカルテットアルトサクソフォン奏者
トリオ「湊」のサクソフォン奏者兼アレンジャーとして活動中。
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スケジュール
2013/ 3/ 3(日)
静岡音楽館AOI
北山敦康サクソフォンリサイタル

2013/ 3/ 9(土)
小金井市民交流センター大ホール 
Monsieur KUDACCHI~サクソフォンの世界~


2013/ 3/27(水)
静岡市民文化会館中ホール
静岡高校吹奏楽部 第35回定期演奏会(サクソフォンゲスト出演)
使用楽器
<Soprano Saxophone>
楽器:YANAGISAWA S992PGP(ネック:銀製PGP「#195」)
マウスピース:Yanagisawa #7
リガチャー:SELMER ピンクゴールドメッキ
リード:Vandoren Traditional 3・1/2

<Alto Saxophone>
楽器:YANAGISAWA A9937PGP
マウスピース:Vandoren A28
リガチャー:魔法のリガチャン、Woodstone ピンクゴールド
リード:Vandoren Traditional 3, 3 1/2

<Tenor Saxophone>
楽器:YANAGISAWA T992 (ネック:管体シルバー、ピンクゴールドメッキ)
マウスピース:Vandoren T20
リガチャー:BG Traditional
リード:Vandoren Traditional 3 1/2
最新CM
[03/19 池谷隼人]
[03/12 ささかまぼこ]
[12/30 池谷隼人]
[12/30 ねたの]
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