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音楽家、池谷隼人の日頃の想いや音楽についてを自由気ままに書き綴っていきます。 皆様のコメントやメッセージをお待ちしております。
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昨日のレッスン会場にありました。

ファブリーズしたあとだったようです。


こんなに可愛いぬいぐるみを見たら、世界は平和になる気がします。
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無事終了しました。

プログラムは大変重いものでしたが、
それは最初から告知した上で演奏したので、比較的楽しんでいただけたようでした。

長く重い曲ばかりではありましたが、
本格ドラマを見ているような感じや、テーマがわかりやすい、曲を覚えやすいというメリットはあります。

次があれば、その時は小品を集めてジャンルも様々でお届けしたいなぁと思います。

演奏スタイルがカラフルな方が面白いでしょ?
dfea3152.jpeg(わざわざ東京からお越しいただいた方たちと)
508924a5.jpeg(今日の共演者小林みどりさんと)
2f8d86ea.jpeg(会場のお城のような立派なホテル)
さて、今度の日曜日に、静岡カントリー浜岡コース&ホテルにて、
サクソフォンとピアノによるコンサートを開催します。

〔日程〕
2011年7月24日(日)
12:00~ランチ
13:30~コンサート

〔会場〕
静岡カントリー浜岡コース&ホテル
7F/ルポーゼ(コンサート会場)
2F/スカーレット or 3F/天龍(ランチ会場)

〔参加費〕
5000円(ランチ代込み)

ランチ抜きで演奏だけ、という方も少し割引で聴けるかもしれないとのことでしたので、
是非主催者側にお問い合わせください。
0537-86-2025
e3253943.jpeg
そして、このブログをご覧の皆様にだけ、こっそりプログラムをお教えします♪

【演奏曲目】
・愛の挨拶(E.エルガー)
・フルートとチェンバロのためのソナタ 作品1030 ロ短調(J.S.バッハ)
・ファジィ・バード・ソナタ(吉松隆)
~休憩~
・ラプソディー・イン・ブルー(G.ガーシュウィン)
・ニューヨークからの4つの絵(R.モリネッリ)
ちなみに、これは本プロです。(←業界用語?)

盛り沢山です。ガッツリこってりボリューム満点です。
たった5曲ですが、それぞれ長い曲で、内容も濃いので、頑張って聞いてください♪(笑)
ちょっと内容が濃すぎるかもしれませんが、
是非紹介したい曲を集めました。
演奏が上手くいけば、ランチのあと眠くなってコンサート中は多くの人が眠りにつけることでしょう(笑)
逆に危なっかしい演奏になってしまえば、心配で寝ていられないからストレスが溜まっていくことでしょう・・・。
現在頑張って練習中です。

是非皆さん聴きに来てください。
特に、中高生の皆様、
コンクール前だからといって練習ばかりしていても、思うように上手くならないこともあります。
生演奏を聴くことで刺激を受け、また参考になることがあれば盗んでください。
そうすることで、唇を痛めつけてまでする練習よりも効果的に上達すること間違いないでしょう!

では、会場でお待ちしております。
この時期は、日本の吹奏楽が最も熱い季節ですね!

そう、吹奏楽コンクールの時期がやってきたのです!

僕もいろいろな学校で講師としてお手伝いしたり、
個人レッスンの生徒さんがコンクールで演奏する曲をレッスンすることが多いのですが、
少々気になるのがブレスのこと。

今回はブレスについて考えてみましょう。


ブレス(breath)とは、呼吸のこと。英語では名詞です。
動詞の〔呼吸する〕はブリーズ(breathe)のようです。

吹奏楽器、つまり息を吹き入れて音を出す楽器は、
当然のことながら息を吸って吐く動作なくして音は出ません。

そして、息の吸い方や吐き方によって音が変わるという性質もあります。
その自由度は、魅力でもあり難しさでもあります。

さて、コンクール関連のレッスンをしていると、
生徒たちは積極的にカンニング・ブレスを用いて演奏に工夫をこらしています。

カンニングブレスとは、
自分が息を吸っている間に他の人が息を吐いて音を伸ばし、
他の人が息を吸っている間は自分が息を吐いて音を伸ばしておく
、というもの。

この方法は、音が途切れずに聞こえさせるための画期的な方法として知られています。

しかし、使い方を誤ると、演奏そのものがとても不自然になってしまいます。

カンニング・ブレスの有効的な使い道は、
音を伸ばして伴奏のような役割を担っているときに、息が足りなくて楽譜に書かれた長さの音を伸ばせない場合です。(まぁ個人的にはそういう曲は書かないで欲しいですが・・・w)

使い道として望ましくないケースというのは、
メロディー(主旋律)を担っている場合です。

順を追って説明しますね。

今のところ、日本のサックス専門メーカーとして知られているヤナギサワは、
その昔は聞いたこともないようなメーカーで、
少し名前が知られるようになっても、使えるような楽器ではなかったと聞いたことがあります。

やはりサックスと言えばセルマーというイメージは今でもあるでしょう。

しかし、ヤマハやヤナギサワなどの国内メーカーがものすごく質を高めてきたわけで、
僕は、とりわけヤナギサワの個性的な音色と楽器そのものの完成度の高さに魅せられて現在に至ります。


高校時代くらいからヤナギサワには興味はありましたが、
大学1年くらいからずっと使っています。
ソプラノを買うときにも他のメーカーも試した結果、たまたまヤナギサワを選んだのです。

それは、何かヤナギサワから汚いお金をもらっているとか、そういうことではありません。ただ楽器が良かったから、というだけです。

ヤナギサワの楽器に欠点がないわけではありませんが、
それよりも今の技術を維持することを強く願います。

技術者が技術力を引き継いで楽器の質を維持して欲しいと思うのです。

ついでに、少し楽器が良くなったら、それはそれでラッキーって感じです。

そんなヤナギサワのウェブサイトがリニューアルされました。
http://www.yanagisawasax.co.jp/index.html
新たにヤナギサワ使用しているアーティストというのが掲載されています。

その中に、何やら見覚えのある名前が・・・?(笑)

皆様のご支援、よろしくお願いします♪

皆様、とりあえずヤナギサワを吹いてみてください。
その魅力に感動する人も多いはず!

夕方に本日2度目の食事。

毎日暑いけど、今日は完食♪



今日は、ある高校の吹奏楽部のレッスンに行ったのですが、
その際にオススメの教材を聞かれました。

そこで、
吹奏楽でサックスを吹いている人や、サックスでクラシック音楽の分野にチャレンジしたい人のための練習曲や教本を2つご紹介します。

一つ目は、

大室勇一 著
サクソフォン教本(Saxophone Method)/ドレミ楽譜出版社

こちらは、音楽もサックスも1から始めたい人向け。
楽譜の読み方からサックスの奏法まで、順序よく進めていけば必ずある程度にまでは上達します。
この本を書かれた大室勇一という方は、
現在日本で大活躍中のクラシカルサクソフォン奏者の育ての親とも言える存在で、
例えば、日本で最も有名なサクソフォン奏者、須川展也先生の先生でもあり、
僕の大学時代お世話になった北山敦康先生の先生でもあります。
若くしてお亡くなりになってしまいましたが、僕がこうしてサックスを吹いているのも、
きっとこの方のおかげです。


G.Lacour (G.ラクール) 著
50 Etudes, easy and progressive(やさしく革新的な50の練習曲)/Gerard Billaudot(ジェラール・ビヨドー)出版

このエチュードは、楽譜の読み方が少しわかり、サックスの基本的な技術が少し身についた段階でチャレンジ出来るもので、
だいたい1~2分程度の練習曲がたくさん載っています。
1・2巻に分かれていて、それぞれ25曲ずつ載っていますので、まずは1巻から始めてみてください。
著者のラクールさんはサクソフォン奏者ということもあり、とても信頼出来るエチュードです。
曲の分析、便利な指使い、ピアノやフォルテなどのダイナミクスのコントロール、正確なタンギングなど、
サックス奏法の基礎や音楽の基礎を曲で学んでいくことができます。

他にも、技術的な面を重視して鍛える教材もありますし、
もっとハイレベルなものもありますが、またそのうちご紹介しますね。



しかし、これらの本は、
やはり専門的な先生にレッスンを受けなくては効果は小さいので、
出来るだけ専門のサクソフォン奏者のレッスンを受けながら学ぶことが望ましいと言えます。

サクソフォンを本格的に習い、高いレベルを目指し、プロのミュージシャンを目指したりする人が少ないように思います。

まぁこんな世の中なので、そういった余裕がないのかもしれませんね。


ちょっと専門的なレッスンを受けてみたいという人は、
是非メールやコメントをお寄せください♪
(ただし、最近は少し忙しく時間がないため、ある程度の生徒数に達した時点で締め切らせていただくこともあります。)

今日の生徒さんの1人は吹奏楽部で頑張る高校生のMさん。

最近すごく積極的に頑張っていて、何かを覚えたり出来るようになればもっと学びが面白くなる、もはや学びって感じよりも、好奇心からの遊びみたいな雰囲気になります。
素晴らしい!

サックスを通じて音楽を学んでいます。




今日の内容は音階の仕組み。
長調の音階(長音階)と短調の音階(短音階)の音と音の幅を確認し、
近親調(平行調や同主調)を学びました。

短調は3種類あるので難しいのです。


何やら難しい話題ですが、

音階の秘密を知ることで、普段何気なく聞いている音楽の聞き方が変わり、より面白くなります。


ただ演奏したり聞いたりするだけでなく、こういう内容も面白いですよ♪
気の向くままに書いた落書き、乱文、長文です。気が向いたら読んで下さい。

大学生時代、音楽を学びながら、どんな分野でも共通して重要なことを教わりました。


それは、


『誠実であること』


です。


恥ずかしながら、大学生でありながら『誠実』という言葉の意味をよくわかっていなかったので調べてみたところ、辞書的な意味としては『真心(まごころ)』でした。


なるほど、ちょっとわかったような気がする…。


とりあえず、ちょっと深い言葉だということはわかりました。


こうした深みのある言葉こそ、実はシンプルな意味だったりします。



今日は韓国人の生徒の初レッスンでした。中学一年生ですが、どことなく高校生くらいに見えます。それはつまり、普段みかける日本の中学生よりも精神面が成熟しているように感じたのです。

話をしていてもレッスンをしていても、とても大人っぽく、会話の内容も今どきの日本の中学生よりも品性高いものでした。

(もちろん今どきの日本の中学生が全員幼いわけではないでしょうけど。)


そんな韓国人の生徒さんから感じたもの、
それは『誠実さ』でした。


その生徒さんは、学校で学級委員としてご活躍のようです。(おそらく学級委員はクラス内から選ばれし代表のことでしょう。)

具体的な経緯はわかりませんが、日本の学校で韓国人が学級委員を務めているわけですから、(国による差別をしようということではなく)日本人の生徒の中に学級委員として相応しい人がいなかったのかなぁ、という気がします。


最近のニュースでは、東北の大地震の影響でギリギリの生活を強いられ苦しんでいる被災者への対応をすべく立ち上がるはずだった大臣が失言問題で辞任に至りました。

まさに誠実さに欠ける人間が招いた展開と言えるでしょう。

被災者は失望したそうです。

しかし、過激な人はこう言うでしょう。
『失望?望みをなくしたって?こんなどうしようもない国会議員たちに何か望みを持つこと自体が間違いだ。』と。


『自分(たち)の立場や地位、名誉、お金のことだけが重要なことであり、他の人はどうでもいい。』


このような、自分の都合だけしか考えていないような思想があるうちは、誠実さを持った人間にはなれません。


よく考えてみて下さい。


よ~く考えてみて下さい。



真剣に、誠実に、他者のためにとる行動は、必ず自分のためになります。


世間一般に言われる、自己中な人というのは、真の自己中にすらなれていない中途半端な人です。自分のことだけ考えていても、自分は幸せになれず、他者を想う心があってこそ自分が幸せになるのだから。


これから、誠実さ溢れる韓国出身の中学生と関わるのがとても楽しみです。

今の日本人と共通の価値観から違う価値観まで、または日本人に不足しているものを発見することが出来そうです。
そんな誠実な彼から元気をもらっただけでなく、忘れかけたものを思い出させてくれそうです。



さて。


誠実であること、真心(まごころ)とはどういうことでしょうか。
単なる真面目とも少し違う、ガムシャラに頑張ることとも少し違う。

さぁ、あなたはどのように考えますか?
使ったリードを乾かしているところです。


しばらくしたらひっくり返した方がいいかなぁ。



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プロフィール
HN:
池谷隼人
年齢:
39
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/07/26
職業:
演奏家・指導者
趣味:
睡眠
プロフィール:
5歳よりヤマハ音楽教室へ通い、ピアノ奏法に加えて楽典やソルフェージュ、作曲などを学び、13歳でサクソフォンと出会う。

第3~4回静岡ピアノオーディション合格し、受賞者記念発表会に出演。

第14回管楽器個人重奏コンテスト高校生の部 東海大会第2位、中日新聞社長賞を受賞。

第2回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第3位を受賞。旧東京音楽学校奏楽堂で開催された入賞者披露演奏会ではバラード(トマジ作曲)を演奏する。

第36回新人演奏会オーディション合格、審査員特別賞を受賞。(東京国際芸術協会)第36回新人演奏会では室内小協奏曲(イベール作曲)を演奏する。

第1回ブルクハルト国際音楽コンクールで1~3位なしの審査員賞を受賞。(東京国際芸術協会)

第25回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。

第15回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに受講生として参加、選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。

現在、ピアノ伴奏をしながらサクソフォンの演奏活動および後進の指導にあたる。
ソレイユカルテットアルトサクソフォン奏者
トリオ「湊」のサクソフォン奏者兼アレンジャーとして活動中。
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2013/ 3/ 3(日)
静岡音楽館AOI
北山敦康サクソフォンリサイタル

2013/ 3/ 9(土)
小金井市民交流センター大ホール 
Monsieur KUDACCHI~サクソフォンの世界~


2013/ 3/27(水)
静岡市民文化会館中ホール
静岡高校吹奏楽部 第35回定期演奏会(サクソフォンゲスト出演)
使用楽器
<Soprano Saxophone>
楽器:YANAGISAWA S992PGP(ネック:銀製PGP「#195」)
マウスピース:Yanagisawa #7
リガチャー:SELMER ピンクゴールドメッキ
リード:Vandoren Traditional 3・1/2

<Alto Saxophone>
楽器:YANAGISAWA A9937PGP
マウスピース:Vandoren A28
リガチャー:魔法のリガチャン、Woodstone ピンクゴールド
リード:Vandoren Traditional 3, 3 1/2

<Tenor Saxophone>
楽器:YANAGISAWA T992 (ネック:管体シルバー、ピンクゴールドメッキ)
マウスピース:Vandoren T20
リガチャー:BG Traditional
リード:Vandoren Traditional 3 1/2
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