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音楽家、池谷隼人の日頃の想いや音楽についてを自由気ままに書き綴っていきます。 皆様のコメントやメッセージをお待ちしております。
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スズメじゃないですよ!?(笑)

静岡県伊豆の国市ソレイユカルテットのコンサートがあります。

<日時>2011年5月21日(土)18:30開場 19:00開演
<場所>アクシスかつらぎ
http://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/bunka/ibento-a/yube43.jsp
JR三島駅より伊豆箱根鉄道へお乗り換え、
伊豆長岡駅で下車したら、バスが出ています。
車での来ていただくことも可能です。
このコンサート、なんと無料です!是非お越しください♪

サクソフォン四重奏という演奏形態は、
演奏者も思わず驚くほどの充実した音色と迫力があります。
サクソフォンという楽器の持つ音色の成分のおかげで、
人数が増えるほどその迫力に驚かされます。

例えば、ヴァイオリンやチェロなどをソロで聴いたときと、
オーケストラで聴いたときに、同じ楽器とは思えないほどに全く違ったサウンドになりますよね!?
サクソフォンも同じことが言えます。
ソロも良いのですが、アンサンブル、特に四重奏(ソプラノ・アルト・テナー・バリトン)の編成は格別です。

ソレイユカルテットは、各メンバーの個性のぶつかり合いがとっても楽しいアンサンブルです。
必ずお楽しみいただけるかと思います♪

詳細などお問い合わせはメールやコメントでお寄せください。
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最近、バンドレン社のリードの模造品(偽者?)が出回っているらしいです。
もうご存知の方もかなりいらっしゃると思います。
http://www.nonaka-boeki.com/j/information/vandoren/index.html
それを防止すべく、バンドレン社は対策をしています。

まず、箱の外側をおおっているビニールにアルファベットと数字によるコードが書かれています。
箱の裏側、バーコードの上です。
110513_1211~01.jpg

そして、リードの裏側の「France」の文字の上にも似たようなコードが書かれています。
110513_1212~01.jpg
専用サイトで照合できるようです。
http://www.vandoren.fr/fightagainstfake/
英語やフランス語のサイトで、照合もメールフォームで確認するのかな?
一応外国語に強い注意深い方はどうぞ。

ただ、こちらは古い在庫にはまだこの処理が施されていません。


また、バンドレン社のリードを輸入している日本の野中貿易さんの銀色のシールが貼ってあれば、
ほぼ間違いなく正規品であるとしています。

これまでリードを開けたら既に割れていたり、
吹いても質が悪かったのは、偽者を使っていたのでしょうか?
それとも・・・(笑)

まぁ個人的には吹きやすければ本物でも偽者でもかまわないのですが。
一応知っておいてもいい情報かと思うので、皆さんチェックしてみてください。
愛知県名古屋市熱田でのリサイタル、無事終わりました。
ご来場いただきました皆様、お手伝いに来ていただいた皆様、出演者の皆様、
本当にありがとうございました。

 moblog_a6a2d22c.jpg13452246_1122112337_200large.jpg
(写真は関係者より転載!失礼!)
後半のアンサンブルステージの、編曲を凄く褒めていただきました。
ありがたい!

のですが・・・、あれ?演奏は??(笑)

それに、これまでいくつか編曲をしてきて、
もっといい編曲をしたことはあります。

今回のは、それに比べればそんなにいい作品ではありません。


良い編曲とは何か。これを語り始めると長くなるのでまた今度。


今回一つ考えさせられたのが、音楽活動における目的。
サックスは見た目はカッコいいし、音も綺麗でカッコいい、
演奏している人もかっこよく見えるので、
サックスを吹くこと自体が目的になってしまっているケースは多く見られます。

わからないでもないです。
オカリナを初めて吹いてみると、その音に感動します。
熟練した人の音は更に感動します。

しかしです。

最終的には音楽を味わいたいわけで、
僕らは音楽を演奏するためにサックスという道具を使っているわけです。
彫刻も綺麗でキラキラ輝くサックスは、飾っておくだけで楽しめる芸術品の一つですが、
良い音楽を演奏すること、良い音楽を聴くことを忘れてはならない、と強く思えた本番でした。

音楽の基本は歌です。これは音楽の原点ではないでしょうか。
どんな手段であっても、どんな楽器を使おうとも、
自然に歌を歌うような音楽であることが最も望ましいのです。

「サックスってカッコいいね!綺麗な音だね!」「上手だったよ!」
と言われることではなく、
「いい曲だったね!」「音楽っていいね!」
と言われるようになることが一つの目標です。
さぁ、ゴールデンウィークの季節です!
渋滞にも負けずどこかに遊びに行こうという方、帰りは愛知に寄っていきませんか?
表裏
2011年5月7日(土)
18:30開場 19:00開演

熱田文化小劇場(名古屋市熱田区神宮三丁目1番15号
JR東海道本線 熱田駅から徒歩1分

内容は、浜松国際管楽器アカデミーで出会った3人のジョイントリサイタル。
前半は各プレーヤーのソロステージ。少しアカデミックな曲を選んでみました。
後半は各プレーヤーの個性がぶつかり合う夢の競演!クラシック音楽に詳しくなくても楽しんでいただけるような曲をアンサンブルでお届けします♪なお、後半の曲はすべて池谷によるアレンジ(編曲)です。

<ソロステージ>
渡辺志穂
・ファンタジー/J.ドゥメルスマン
・ヴォカリーズ/S.ラフマニノフ

池谷隼人
・無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013

近藤春菜
・ブリヤンス/I.ゴトコフスキー

<アンサンブルステージ>
・南国のバラ/J.シュトラウス
・天国と地獄/J.オッフェンバック
・カルメン ハイライト/G.ビゼー

チケットは、
一般2000円
高校生以下1500円です。
当日券は500円増しになってしまいますので、
事前にブログへのコメントかメールなどでご連絡ください。


クラシック音楽って、堅い音楽ばかりではありません。
そして、クラシック音楽ファンにとっては、ベタ過ぎてあまり普段聞かない名曲も、
やっぱり名曲と言われるだけあって良い曲!ということを改めて実感できる内容となっております。
そんなことを多くの人にお伝えしたいと思っております。

皆様、是非お越しください。

今年も、管楽器の国際的な演奏家をお呼びして公開レッスンや演奏会が浜松にて行われます。っていうか、主催側から要項を送っていただいたようで、それを見て記事を書いています。
 

今年はサックスの先生が一人少なくなってしまったのと、
オーボエ・ファゴット・チューバの先生が変わっています。

サックスは、アメリカのサックス奏者オーティス・マーフィー氏が都合により来れないためです。

何か主催者とマーフィー氏の間にトラブルが発生したわけではなく、
(理由は公表されているのかどうかわからないのでここでは伏せますが)
彼のレッスンが受けられないなら今年は申し込むの辞めようかな、という人さえいるほどの大人気な方です。


さて、送られてきた手紙には、
また受講をご検討ください、という内容が書かれていましたが、
さすがに今年は受講はしません(笑)

今年は、日本管打楽器コンクールがオーボエ・サックス・パーカッション、マリンバ部門の年なので、
オーボエ・サックスの受講生は殺到するのかな、ということ。
もしそうだったら、8名のクラスが2つの16名ということで、前回よりも1クラス少ないので、当然受講枠をゲットするのは厳しくなるのではないかと思います。
 
アルト用に関することです。

今日は3と1/4を吹きました。
当然ですが、3よりも抵抗が強いのですが、
僕には心地よかったです。

YAS-875にA28、魔法のリガちゃんのセッティングです。

ただし、どちらの番号も、
音が綺麗過ぎるという意見がありました。

本当に純粋無垢な音で、クリアで、
無色透明な感じなのですが、
雑味がなさ過ぎて、何か色気がないというか、そういう感じに聞こえるそうです。
YAMAHAの楽器はいろんな意味で本当にニュートラルなので、
それは楽器がYAMAHAだから余計にそうなのかもしれません。

ただ、天然ケーンのリードと比べても、少しそういう違いを感じることが出来るかもしれません。
楽器をYANAGISAWAに戻したときにどうなるかわかりませんが。

また、普通のリードよりも耐久性が高い理由として、水分を吸わない素材(プラスティック、しかもちょっと特殊な?)を使用しているリードということですが、
それが災いしている部分もあるのかもしれません。

少しでも唾が入ってしまった時に、リードが吸ってくれないために音に激しい雑音が混じることがあります。
なので、レジェールを使う場合は、唾が入らないようにタンギングに気をつける必要があります。

もう一つ、このリードはフォルテに弱いかもしれません。
強度の番号にもよるかもしれませんが、
強く吹いたときに音が少し乱れてしまうかな、と思うときがあります。


と、気になることは続々出てはきますが、
リードの消耗のため、経費(?)削減のため、練習はレジェールで、という人には絶対にオススメ出来ますし、
これほどの完成度のリードなら、もしかしたら練習だけで終わらせるのはもったいないかも!?っと思うほどです。

あまりに印象が良すぎて、これ以上良いところは今後なかなか見つからない代わりに、
気になるところは出てくるでしょう。

またあればレポートしていきます。
購入をお考えの方は参考にしてください。
今日、テナーに関しては普通のリード(バンドレーンのスタンダード3半)に戻しました。
レジェールは少しトゲが強すぎるような印象でした。
バンドーレンのV12の2半とか3もオススメです。
スタンダードの3もいいでしょう。
原発の問題がなかなか解決しない今日、新しいエネルギーを求めて世界中の偉い人が研究を重ねていますが、

リードも新しい素材としてオススメ出来るのがレジェール。

特にクラシックな音を出したいアルト・テナーサクソフォン奏者の方は、
是非シグネチャーシリーズをオススメします。

まだ開発されたばかりで詳細は不明ですが、
とにかく凄く良いです。

通常のレジェールリードよりも柔らかく暖かい音が出ます。

棒雑誌にリードの特集が組まれていて、
ある演奏家が
「バンドーレンの最高の状態のリードを100点とするなら、シグネチャーシリーズはコンスタントに90点」とコメントされていましたが、
確かにその通りと言った感じ。

一気に練習が楽しくなったし、ずっと楽器を吹いていたい気になりました。

気になることは、
・果たしてどのくらいの耐久性があるのか(どの程度長時間の演奏に耐えられるか・長期的に1枚をどのくらい使っていけるのか)
・どのような作りをしているのか(それによって管理方法が決まる)
・普通のリードよりは当然表面がツルツルしているので、くわえたときやリードをマウスピースにつける際に違和感がある。(ただし、吹いてみるとそれを忘れるくらい良い音で自然の吹き心地です)
・これほどまでに良いと、サックス吹きがみんな良い音になってしまい、違いやレベル差が小さくなってしまうのではないか(笑)

特に一つ目の点については、一枚4200円がどれくらいの価値かが決まる重要なポイントです。
つまり、すぐ買い換えなきゃいけないようなら、普通のリードの方が安上がりかなぁ、とかね。
今後しばらく使ってみて、また経過で興味深いことがわかれば記事を書きます。

ちなみに、2011年4月7日(木)現在の実験におけるセッティングは、
Alto
楽器:YAMAHA YAS-875
マウスピース:Vandoren V5シリーズ A27
リガチャー:魔法のリガちゃん(金)
リード:レジェール(シグネチャーシリーズ)3番
これまでに比べると少し抵抗感が少ないかなとは思いましたが、
低音も楽に出るのでこれくらいがベストかなぁという感じ。
(もともとヤナギサワのA-9937PGPにA28を使っていたので、楽器やセッティングを戻したらまた変わるかも)

Tenor
楽器:YANAGISAWA T-992(ネック:シルバーPGP)
マウスピース:Vandoren V5シリーズ T20
リガチャー:Vandoren Optimum
リード:レジェール(シグネチャーシリーズ)3
こちらもやや抵抗感が小さいけど、低音から高音まで満遍なくコントロールできるかなという感じ。基本的にはアルトと同じ。3と1/4を吹いたら、ちょっとキツイけど、いつもキツめのセッティングの人にはオススメかな、という感じ。

まだあまり普及していないようですが、
これは流行るかも・・・!!今までのレジェールとは違います。


早くソプラノ・バリトン用も開発・販売して欲しいと思うほどのレベルでした。
 
先日のナゴヤサックスフェスタでは、
吹奏楽連盟主催の吹奏楽コンクールの課題曲講習会が行われていました。

12月に多摩で行われるサクソフォンフェスティバルよりも、
吹奏楽部に所属しているであろう中高生たちの来場者が多くいたような印象で、
イベントの内容も、そんな中高生向けのものが多かったようです。
このことからも吹奏楽の文化が強く根付いていることがわかります。

また、大人のアマチュアの方たちは、プロも驚くほどの演奏力や知識を持っていて、
サックスや音楽が盛んであることを感じることが出来ました。

静岡県中部地区ではここまで音楽文化が根付いていないようにも思います。
先日のナゴヤサックスフェスタに出演された、
雲井雅人サックス四重奏団の演奏について失礼ながら感想を書きたいと思います。

日本を代表するクラシックサクソフォン奏者、雲井雅人さんとそのお弟子さんで結成したこの四重奏団は、
通称「雲カル」と呼ばれ、音楽への真摯な姿勢と洗練された美しいアンサンブルは常に高く評価されています。

その中で、ソプラノサックスを吹いている雲井さんと、テナーサックスを吹いている林田さんのCDは何度も聴いていたが、

はっきり言って生演奏は何倍も良いものでした!

もちろん雲カルの演奏の良さも語らずにはいられません。
真面目で、しかし柔軟性もあって、本当に素晴らしい音楽を演奏してくれました。
上手いというよりも、曲の良さが最大限に引き出された演奏で、
つまりそれは上手くなくては成し遂げられないことなのですが、

かなりクタクタな状態で聴いていたため、
本番中はあまりの心地よさにコックリコックリしてしまうほど幸せな時間でした。

しかし、更に声を大にして言いたいのは!!
CDよりもやっぱり生演奏だということです。

CDがダメなわけではないのです。
林田さんのクレストンのソナタを聴いて、「なるほど!こう演奏されるべきだ!」とすら思ったし、
雲井さんのテナーの音色を聴いたときの感動は凄まじいものでした。

しかし、生演奏はその遥か上をいっていました。

やはりCDには収録しきれない周波数の音がある、ということでしょうか?

生演奏は視覚からも楽しめますので、そういう原因もあるのでしょう。

雲井さんのソプラノの中低音の素晴らしいコントロール、
林田さんのテナーのストレスのない響きは特に圧巻でした。

そして、演奏直後に「はい、終了~」みたいな涼しい顔しちゃって!結構大変な曲をやっていたのに!
なかなかやってくれます、あの4人(笑)



皆さんも、雲カルに限らず「音楽」を味わいたいときには是非生演奏をオススメします。
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プロフィール
HN:
池谷隼人
年齢:
39
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/07/26
職業:
演奏家・指導者
趣味:
睡眠
プロフィール:
5歳よりヤマハ音楽教室へ通い、ピアノ奏法に加えて楽典やソルフェージュ、作曲などを学び、13歳でサクソフォンと出会う。

第3~4回静岡ピアノオーディション合格し、受賞者記念発表会に出演。

第14回管楽器個人重奏コンテスト高校生の部 東海大会第2位、中日新聞社長賞を受賞。

第2回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第3位を受賞。旧東京音楽学校奏楽堂で開催された入賞者披露演奏会ではバラード(トマジ作曲)を演奏する。

第36回新人演奏会オーディション合格、審査員特別賞を受賞。(東京国際芸術協会)第36回新人演奏会では室内小協奏曲(イベール作曲)を演奏する。

第1回ブルクハルト国際音楽コンクールで1~3位なしの審査員賞を受賞。(東京国際芸術協会)

第25回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。

第15回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに受講生として参加、選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。

現在、ピアノ伴奏をしながらサクソフォンの演奏活動および後進の指導にあたる。
ソレイユカルテットアルトサクソフォン奏者
トリオ「湊」のサクソフォン奏者兼アレンジャーとして活動中。
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2013/ 3/ 3(日)
静岡音楽館AOI
北山敦康サクソフォンリサイタル

2013/ 3/ 9(土)
小金井市民交流センター大ホール 
Monsieur KUDACCHI~サクソフォンの世界~


2013/ 3/27(水)
静岡市民文化会館中ホール
静岡高校吹奏楽部 第35回定期演奏会(サクソフォンゲスト出演)
使用楽器
<Soprano Saxophone>
楽器:YANAGISAWA S992PGP(ネック:銀製PGP「#195」)
マウスピース:Yanagisawa #7
リガチャー:SELMER ピンクゴールドメッキ
リード:Vandoren Traditional 3・1/2

<Alto Saxophone>
楽器:YANAGISAWA A9937PGP
マウスピース:Vandoren A28
リガチャー:魔法のリガチャン、Woodstone ピンクゴールド
リード:Vandoren Traditional 3, 3 1/2

<Tenor Saxophone>
楽器:YANAGISAWA T992 (ネック:管体シルバー、ピンクゴールドメッキ)
マウスピース:Vandoren T20
リガチャー:BG Traditional
リード:Vandoren Traditional 3 1/2
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