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音楽家、池谷隼人の日頃の想いや音楽についてを自由気ままに書き綴っていきます。 皆様のコメントやメッセージをお待ちしております。
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最近ちょっとだけいつもより忙しいですが、充実しております。

たまには音楽とは関係ない話題を。


私たちは文字を使っていますが、

今更ながら、改めて文字の特徴を感じました。

日本人が普通に生きていく中で出会う文字は、

・ひらがな
・カタカナ
・漢字
・alphabet

ですよね。

ひらがなは、
柔らかさ、優しさや可愛らしさを感じました。文字に曲線が多いからでしょうか。

カタカナはひらがなに比べて少しだけ固いイメージがあります。
そんなカタカナは外来語を表記するときによく利用されますが、これを敢えてひらがなで書くことで可愛らしくなり、女性が男性のはぁとを掴むためにメールなどで利用しているとかしていないとか…!?

そんなひらがなやカタカナは本来漢字から生まれたものらしく、

昔は中国から教えてもらったとされる漢字を使っていましたが、基本的に男性が使う文字だったようで、漢字を変形させて生まれた漢字は女性が使うものだったそうです。

たしか小中学生の頃、
『いろはにほへと~』
って教わりましたよね~♪


alphabetはご存知の通り海外の文字ですが、日本に入ってきた海外の言葉を誰にも分かりやすく伝えるときにはカタカナ表記、外国語として表記する場合はalphabet表記をします。

外国語がさっぱりな人にはalphabet表記は辛いことでしょうけど、得意な人にはカタカナ表記だと読みにくいことも多いです。

個人的にはalphabet表記だと、少し高級感というか、時代の最先端ってイメージがあります。


漢字にも高級感はありますが、少し固いイメージや難しいイメージが強いです。

また、漢字はたった一文字でも意味を持ちます。『危』と書かれたら『危ない』とイメージします。
しかし、ひらがなやカタカナ、alphabetでは一文字ではそうもいきません。

まぁ、強いて言えば、
『あ』と書くと驚いた感じがするくらいでしょうか。


ちなみに、漢字やひらがなには『書』という世界があり、文字を単なる情報伝達の手段ではなく、絵画と同じく芸術なのです。


確かに音楽と直接は結び付かないかもしれませんが、いろんな意味で音楽との共通点があるようにも思います。

また、音楽の原点は『歌』と言われたりもしますが、歌には歌詞があり、様々な言語の歌にそれぞれ違った趣があり、なかなか興味深いものです。
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音楽をここまでやっていながら、
実は自分の音楽の知識は少ないなぁと思うことがあります。

音楽を楽しむときに、
音楽の知識なしに楽しむ場合と、
音楽の知識を養った状態で楽しむ場合があります。

どちらもなかなか面白いものです。

曲に関する前情報なく、
ただ感覚的に楽しむのもまた一興ですが、

作曲された背景、その人が作った他の作品のこと、
楽譜を読む能力、音階の知識、
和音のこと、音楽の形式、楽器のこと・・・。

こういうことを知った上で聴くと、
より深く音楽を楽しめるかもしれません。

そういうことの一部は学校で教わらなかったり、
教わっても忘れてしまったりしていることも多いと思うので、

よくレッスンで取り上げることがあります。

楽器を演奏するだけでなく、
こういうことにも興味を持つと、
さらに楽器も上達するかもしれませんね♪
クラシック音楽では、特に古い作品は詳細なテンポ設定が決められていません。

では実際に曲の速さをどのように指示したかというと、例えばイタリア語などの外国語表記で『Allegro』(アレグロ)とか『Moderato』(モデラート)、『Andante』(アンダンテ)などが使用され、それぞれ【快速に】【中くらいの速さで】【歩くような速さで】というような意味で解釈されます。

ちなみに、ここで言う“歩くような速さ”とは、私たちが駅の構内を急ぐような速さではなく、のんびりと辺りを散策したり、偉い人が立派なじゅうたんの上を歩くようなのんびりしたペース、と考えられることが多いようです。

それはともかく、“中くらいの速さ”とは困ったものです。

それがどのくらいか見当もつかないという人もいますよね!


そう、これは人の感覚による部分が大きいのです。

例えば、1日中ずっと35℃以上の熱い地域で生活している人には、20℃以下の地域を寒く感じるでしょうけど、北極圏に住んでいる人にとってはかなり暖かいと言えます。

しかしモデラートの曲は、出来るだけ多くの人が中くらいだと感じるであろうテンポを考えて演奏された方がいいでしょう。また、作曲者がイメージしたテンポを再現することも重要です。

アプローチとしては、その曲が演奏可能なテンポを探すということも重要です。
メトロノームでおよそこのくらいがモデラート、と書いてあることもありますが、そのテンポ以外は絶対モデラートではないかというとそうでもありません。


このように、クラシック音楽では、作曲者や聴衆の感覚を演奏者が想像したり、楽譜から予想したりしながらテンポを設定します。

従って、演奏者によって違うテンポで演奏されることもありますが、それは演奏者の解釈の違いによるもので、あまり極端でなければ問題ありません。

そういう意味ではクラシック音楽はかなり自由なんですねぇ♪

バッハの作品には、モデラートなどの表記すらない曲がたくさんありますよ~


ちなみに、新しい作品には、メトロノームでいくつくらいが4分音符だよ、と書いてあったりします。

これは、メトロノームが開発されたのは1816年くらいらしく、それより前の作曲家はメトロノームによる詳細なテンポ設定が出来なかったのです。

また、あまり具体的ではなく曲の雰囲気だけを示し、あとは演奏者の自由な解釈を作曲者が期待したのかもしれないし、実はあまり作曲者がテンポにこだわらなかったのかもしれませんね。
来年1月から、ジャズライブハウス「ハニーサックルローズ」でのクラシック定期ライブが変わります。

これまではヴァイオリン、サックス、ピアノによるトリオ「湊」(西川奈穂・池谷隼人)
という編成で、第1土曜日にお届けしてきましたが、

再来月の1月からは、同じ第1土曜日で、
ホルンとピアノによるライブになります。

ジャズライブハウスでホルンの音色が聴けるというのはかなり珍しいことではないでしょうか!?

そこで、ホルンという楽器の紹介をしたいと思います。
800px-French_horn_front.png
と言っても、私はあまり詳しくないのですが、
パッと見た感じ複雑な構造をしていますよね!?
管がグルグル巻きになっていますが、
ホルンの種類によってこのグルグル巻き具合が違うようです。
そして、この巻いた管を全て伸ばすと、
だいたい人の身長を超える長さになるらしいです!

ホルンはもともと、動物の角で作られた笛が起源だそうで、
馬に乗って出かけたときに、後ろに合図を送るときに鳴らす楽器だったとか。
そのため、音が後ろに届くようにベルが後ろを向いていて、
現在でもそのような演奏スタイルが継承されているようです。

金管楽器素人の私のイメージでは、
ホルンは「アルプスの少女ハイジ」ですが(笑)
オススメは、モーツァルトのホルン協奏曲です!
そのほかにも、映画音楽など様々な場面でホルンの音は活躍しています。

ホルンは金管楽器の中で最も演奏が難しいということで、ギネスブックに記録があるとも聞いたことがあります。
出てくる音はサックスと似た中音域ですが、サックスとは比べ物にならないほど難しいようで、
ただ音を出すだけで必死なのです!
その代わり、出てきた音はとても柔らかく、神聖な音色です。
この音に癒されない人はいないでしょう!
個人的には金管楽器で一番好きな楽器です!

ちなみに、木管楽器ではオーボエが最も難しいと言われていますが、
やはりその苦労を超えて得られた音色は誰もがウットリしてしまうほどです!

紛らわしいことに、オーボエの仲間で「イングリッシュ・ホルン」(フランス語で「コール・アングレ」)という楽器がありますが、
金管楽器のホルンとは種類が異なります。

通常ではホルンはクラシックで活躍する楽器ですが、
ジャズライブハウスではどのようなプログラムで演奏していくのか、
これから打ち合わせして決めていきます!

私はその伴奏ピアニストを務めますが、
ホルンは難しいだけでなく、とてつもなくスタミナを消耗する楽器ですので、
ピアノソロも混ぜながら演奏していきます。
その間、ホルン奏者は休憩をしてもらいます。

おっと!演奏者をご紹介していなかったですね!!

来年から第1土曜日にスタートするメンバー

ホルン:新村絵美里

ピアノ:池谷隼人


でお送りします!

皆さま、応援よろしくお願いします!
 
昨日はハニサクライブにたくさんのお客さんが聴きに来てくれました。
天気も悪い中、お越しいただきありがとうございました。

テーブル席は満席!

ちょっとしたベンチに座ってお酒を飲みながら聴いてくださった方までいらっしゃいました。

さらに、せっかくご来店いただいたのですが、
満席につき諦めてお帰りになった方までいました。

トリオ「湊」(ヴァイオリン・サックス・ピアノ)でのハニサクライブは、
来月の第1土曜日で一旦終了ということになり、
来年1月からは新しい編成のライブを企画しています。

私は、第1土曜日のホルン+ピアノによるライブのピアニストを務めます。
また、第4土曜日では、ヴァイオリン+オーボエ+クラリネット+ピアノという編成もあります。

どれもジャズライブハウスでかなり珍しい楽器による演奏をお楽しみいただけます。

ジャズライブハウスなのに、
クラシックステージという分類で開催しているこのライブですが、
実際にはクラシック音楽ばかりではなく、様々なジャンルを演奏し、
ときにはクラシックが少ないときさえあります(笑)

お客さんからのニーズと、こちらから紹介したい音楽のバランスを上手く取りながら、
充実した演奏会にしていきたいと思いますので、
皆さま、今後ともよろしくお願い致します!
明日はハニサクライブです!

個人的には、

バッハ
2本のヴァイオリンのための協奏曲

と、
ガーシュウィン
サクソフォンとピアノのための「ラプソディーインブルー」

が今回のオススメです。

他にもピアソラの作品とか、
ブラームスとか、
秋にちなんだ曲も演奏します。

明日はいつもより席が埋まりそうなので、
出来ればご予約いただきたいと思います。


それから、演奏の最初にちょっとした出し物(?)をやります。
演奏は19:30頃からスタートです。
お店は19:00開店であります!

1500円+飲食代をご用意の上、気を付けてお越しください。
(雨が降りそうだという噂も聞きました。)

簡単にお酒も飲んで頂けます。
酔っ払った状態であれば、細かいミスなど気にせずにお楽しみいただけます(笑)


詳しくは昔の記事をご覧ください。
http://hayapon.blog.shinobi.jp/Entry/211/
管楽器には、基本的な奏法としてタンギングというものがあります。
「舌」(tongue)という言葉に「ing」を付けて現在分詞にした「tonguing」という言葉通り、

舌を使った奏法のことで、
サクソフォンでは、
舌がリードに触れることでリードの振動を止めるて音が消える、
という仕組みになっています。


舌は、人によって形や大きさが様々で、
タンギングの方法も個人差があるようです。

今回はその方法について語るのではなく、
あるお医者さんに興味深い話を聞いたので書いてみようと思います。
サクソフォンのマウスピースで、
現在品薄状態のものを1つ紹介します。

クラシック音楽でよく使われる、
柔らかく優しい音を出したい人向けのマウスピースで、
フランスのVandoren(バンドレン)社のオプティマムシリーズ
「AL3」というものが、日本のみならず世界的に大人気です。
Vandoren_Optimum_AL3_Alto_Sax_Mouthpiece.jpg
そのためか、かなり品薄状態のようで、
在庫が残っているお店を探すのも大変!
あとは入荷待ちのようです。

このマウスピースは非常に画期的かつ斬新なマウスピースです。
少ない息とパワーで楽に演奏したい人にオススメです。
逆に、たくさん息を入れたり強くくわえて吹きたい人には不向きかもしれません。

このマウスピースに出会ってから4年間くらい使っていましたが、
このマウスピース以外は考えられないと思えるほど吹きやすく、美しい音色を出せるものでした。

初心者はもちろん、世界のプロ奏者も使っています。

ただし、個人的な思惑があって、現在は使うのをやめてしまいました。
というのも、
このマウスピースは確かにとてつもなく綺麗な音が出るのですが、
綺麗な音でない音が出しにくい、
つまり、様々な音色をコントロールするのは難しいということです。
音色を英語に直すときに、「tone color」という表現があるようです。
曲や場面によって音色をcolorful(カラフル)変えられる能力を求めたのです。

その結果、同じバンドレン社の「A28」というマウスピースに辿り着き、
音色の種類だけでなく、音量の幅も広がりました。

しかし、このマウスピースはかなりのパワーを消費し、
コントロールも非常に難しいのです。
変えた当初から使い慣れるまでは、
音を伸ばせる時間が半分ほどに減ってしまいました。

マウスピースを選ぶときに考えることは、
「吹きやすさ」と「出てくる音(求める音)」のバランスを取ることです。
いくら吹きやすく音が出やすくても、音色が気に入らないものや音程のコントロールがしにくいものでは良くないし、
理想の音が出ていても、吹くのにヘトヘトになってしまうようでも困ります。

また、新しいマウスピースを試すときに、
今までより吹きやすかったら大当りかもしれません!
通常ですと、今まで使っていたものが一番慣れているわけですから、
違うものを試したときに違和感があって当然ですからね。

さぁ、自分にピッタリのマウスピースで短時間で上達を目指しましょう♪

こんな可愛い商品があるようです!


プラスチック製のトロンボーン!?


音もなかなか良いらしいです。2万円出せばお釣りがきます!

ただし、人気がありすぎて在庫品薄らしいです。

とりあえず見つけたら買うべし!と言われました(笑)
レッスン会場に早めに入って編曲作業に励んでいます。


ピアノの上にステレオ、隣にテーブルを設置してパソコンで地道な作業をします。


環境としては十分です!
ありがたや♪



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プロフィール
HN:
池谷隼人
年齢:
39
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/07/26
職業:
演奏家・指導者
趣味:
睡眠
プロフィール:
5歳よりヤマハ音楽教室へ通い、ピアノ奏法に加えて楽典やソルフェージュ、作曲などを学び、13歳でサクソフォンと出会う。

第3~4回静岡ピアノオーディション合格し、受賞者記念発表会に出演。

第14回管楽器個人重奏コンテスト高校生の部 東海大会第2位、中日新聞社長賞を受賞。

第2回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第3位を受賞。旧東京音楽学校奏楽堂で開催された入賞者披露演奏会ではバラード(トマジ作曲)を演奏する。

第36回新人演奏会オーディション合格、審査員特別賞を受賞。(東京国際芸術協会)第36回新人演奏会では室内小協奏曲(イベール作曲)を演奏する。

第1回ブルクハルト国際音楽コンクールで1~3位なしの審査員賞を受賞。(東京国際芸術協会)

第25回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。

第15回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに受講生として参加、選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。

現在、ピアノ伴奏をしながらサクソフォンの演奏活動および後進の指導にあたる。
ソレイユカルテットアルトサクソフォン奏者
トリオ「湊」のサクソフォン奏者兼アレンジャーとして活動中。
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2013/ 3/ 3(日)
静岡音楽館AOI
北山敦康サクソフォンリサイタル

2013/ 3/ 9(土)
小金井市民交流センター大ホール 
Monsieur KUDACCHI~サクソフォンの世界~


2013/ 3/27(水)
静岡市民文化会館中ホール
静岡高校吹奏楽部 第35回定期演奏会(サクソフォンゲスト出演)
使用楽器
<Soprano Saxophone>
楽器:YANAGISAWA S992PGP(ネック:銀製PGP「#195」)
マウスピース:Yanagisawa #7
リガチャー:SELMER ピンクゴールドメッキ
リード:Vandoren Traditional 3・1/2

<Alto Saxophone>
楽器:YANAGISAWA A9937PGP
マウスピース:Vandoren A28
リガチャー:魔法のリガチャン、Woodstone ピンクゴールド
リード:Vandoren Traditional 3, 3 1/2

<Tenor Saxophone>
楽器:YANAGISAWA T992 (ネック:管体シルバー、ピンクゴールドメッキ)
マウスピース:Vandoren T20
リガチャー:BG Traditional
リード:Vandoren Traditional 3 1/2
最新CM
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[03/12 ささかまぼこ]
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