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音楽家、池谷隼人の日頃の想いや音楽についてを自由気ままに書き綴っていきます。 皆様のコメントやメッセージをお待ちしております。
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過去ログ
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」5
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」4

「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」3
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」2
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」1

もご覧ください。

最後は、近・現代音楽についてご紹介します。

近代音楽の代表的な作曲家といえば、ドビュッシー!
この頃から、ロマン派音楽までのルールに囚われずに、
新しい作風を求めて自由に音楽を作るようになったのです。

例えば、使われる音階について。

音階とは、その名の通り、音の階段。

ハ長調という言葉を聞いたことがありませんか?
いわゆる、「ドレミファソラシド」というやつですね!
「ド」はイタリア語の音名で、日本語では「ハ」というのです。
長調は、明るい印象を持つ音階のこと。
(ピアノの鍵盤を見ればわかりますが、音階の3つ目「ミ」と4つ目「ファ」の間、7つ目「シ」と8つ目「ド」の間には黒鍵がないですよね!つまり、そこが半音の関係になるのですが、長調の音階は【全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音】という順番で並べられているのです。そのような順番の音階を「ド」の音から始めたからハ長調と呼びます)

他にも短調がありますよね!
例えばイ短調は、「ラ」から始まる短調の音階。
短調の音階は、【全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音】という順番で並べられた音階です。


※明るい曲だから長調、暗い曲だから短調とは限りません。その曲のテンポ、伴奏のしかたなど、様々な要素によって長調でも暗く聞こえたり、短調でも明るく聞こえたりします。

このような理論を最終的に確立させた人物は、バロック時代に活躍したバッハだったのですが、
それからロマン派音楽までの多くの曲は、この長調や短調で出来た曲ばかりでした。

しかし、このまま長調と短調ばかりでは新しい音楽が出来ないと考え始めた作曲家が現れ始めたのです!

そこで、全て全音の関係で音階を作って音楽に使ってみようとしました。
全音音階【ド・レ・ミ・ファ♯・ソ♯・ラ♯・ド】
という感じ。

他にも、長調や短調といった概念のない、いわゆる無調の世界を作ろうと、
12音技法という方法を用いて作曲されることもありました。
通常1オクターブは12個の音に分けられており、その12個の音を均等に使うことで、
無調の世界を演出しようとしたわけです。

他にも、現代音楽の作曲家として知られるジョン・ケージという人がいます。
代表作といえば何と言っても「4分33秒」

なんだこのタイトルは!?

この曲は、全部で3楽章まであり、各楽章で何も演奏しないのです!!
全楽章の演奏合計時間が4分33秒なのです!(笑)

こんなことされたら、お客さんがざわめいたりしますよね?咳したりくしゃみしたり、プログラム落としたり。
そういう音が全て音楽だ!という主張らしいです・・・!

ここまで個性的な音楽は、なかなか珍しいかもしれませんが、
無調の世界は意外にも身近にあるのです!
例えば9時からのサスペンス番組にも、映画にも、いろんなところで登場します。

一般的には難しくて複雑で楽しめないと思われている近・現代音楽は、
実は身近にたくさんあるのです。

BGMでは楽しめていた音楽でも、音楽だけを鑑賞しようとすると楽しめない。
それは、一緒に演奏したり歌ったり、一緒に楽しめないからかもしれません。
BGMの場合は、その映像を楽しんでいるので、音楽はオマケとして感じているのかもしれません。

ちなみに、音楽がだんだん複雑で自由になっているのはクラシック音楽だけではなく、
ポピュラー音楽もほとんど同じ歴史を歩んでいます。

今度のデュオリサイタルでは、前半にデュボワ作曲「フランス組曲」を演奏します。
これは近代音楽ではありますが、バロック時代の音楽の影響を強く表しています。
是非、多くの人に聴いていただきたいですね!

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過去ログ
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」4

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「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」1

もご覧ください。

さて、いよいよロマン派音楽についてご紹介します。

ロマン派音楽は、古典派音楽の集大成とも言えるベートーヴェンの後期の作品をきっかけに始まったといえます。(何年からロマン派という厳密な線引きはできません。)
形式的なものを重要視した古典派音楽のスタイルから、
多様で自由な形式になり、その言葉通りロマンティックな曲想が特徴です。

古典派までの音楽は、音楽を作る上でのルールやパターンが強く存在し、
それらを重んじてきた理論的な作風でしたが、
ロマン派音楽は、こうしたルールやパターンに捉われず、感情的にな作風になり、
曲名も多様で、文学や風景、気分、雰囲気など、古典派までの音楽には含まれないような要素を音楽に折り込むようになりました。

ロマン派音楽としてまず思い出す作曲家といえば、
ピアノの詩人、ショパンです。
彼の作品のほとんどがピアノの作品で知られています。

演奏会のアンコールでもよく演奏される「子犬のワルツ」。

このようなタイトルの曲は、古典派までの音楽にはあまり見られませんでした。

また、音量の拡大も特徴的と言えるかもしれません。
古典派後期くらいから既に見られたことではありますが、
その特徴はロマン派時代に更に顕著になります。

その他、和音とは合わない音をあえて使う作風も増えていきました。
その結果、いわゆる不協和音になりますが、
美しく響く和音の前に不協和音が使われることで、緊張と緩和が表現できるわけです。
美しいもの以外にも味わいがあるわけです!

更に、超絶技巧を持つ演奏者が目立つようになりました。
リスト(ピアノ)やラフマニノフ(ピアノ)、パガニーニ(ヴァイオリン)などの作曲家が有名です。楽器の超名手が作った曲なため、なかなか演奏するのも難しい曲ばかりです!


さてさて、来月に控えたデュオ・リサイタルでは、
ロマン派に生まれたサクソフォンで、ロマン派の作曲家であるフランクの作品を演奏します!

ヴァイオリンとピアノのためのソナタですから、
もちろんサクソフォンのための作品ではありませんので、演奏も困難ではありますが、
ロマン派の結晶とも言えるステージになるよう練習に励んでおります。
ここ最近の練習で、より一層演奏における色気と歌心に磨きがかかってきました。

どうぞお楽しみに!

【池谷隼人&小林みどり デュオリサイタル】 
2013年12月8日(日)13:30開場/14:00開演 
掛川美感ホール 
一般2000円/高校生以下1500円(当日券は500円) 
[プログラム] 
ラヴェル:鏡より 
デュボワ:フランス組曲 
フランク:ソナタ 
前日までにご連絡いただければ前売り料金にて会場でご購入いただけます。 
会場にはほんの数台の駐車場しかございませんが、すぐ近くに安いコインパーキングもありますし、JR掛川駅南口から5分程度の場所です。 
お知り合いの方もお誘いの上、ご来場いただければ幸いです。

過去ログ

「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」3
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」2
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」1

もご覧ください。

今日は古典派音楽についてご紹介します!
いわゆるクラシック音楽を聞くときに、これがわかってるとかなり聞きやすくなる内容かもしれません。

古典派音楽といえば、ソナタです!

もちろんその他の時代にもあったのですが、
古典派音楽の時代にソナタというのが確立されたと言えます。

ソナタといえば、「冬のソナタ」が一番なじみがあるかもしれません!(笑)

本当は、クラシック音楽における曲の形式の名前なのです!
そして、ソナタというのはそのソナタ形式をとっているのですが、
ソナタ以外の曲にもソナタ形式をとる場合があるのです。
何やらわかりにくいですねぇ・・・。

簡単にソナタ形式とは何かを説明すると、、、

全部で3つの部分に分かれます。
「提示部」「展開部」「再現部」(+コーダ)

提示部では、この曲はこんな感じですよー♪という紹介の部分です。
紹介するメロディーは2つ!専門的には、第1主題と第2主題とか言います。

展開部では、提示部で紹介した2つのメロディーを複雑に絡めます!

再現部は、提示部とほとんどソックリな内容を演奏されますが、厳密に言うと少し提示部とは違っています。
また、曲の最後にコーダと呼ばれる、曲のエンディングのような部分が付け加えられることもあります。

さて、このような形式、ジャズに似ていると思いませんか?

ジャズも、いろんな形態で演奏されますが、
例えばピアノトリオでもビッグバンドでも、

最初に、こんな曲ですよー!とメインのメロディーを演奏して、
次にある程度のコード進行に従って、アドリブで自由に展開し、
最後にもう一度メインのメロディーを演奏し、最後にエンディング。

いかがでしょうか?
ソナタという難しそうな言葉でも、ちょっと知識があるとジャズと似ていることに気付き、聴きやすくなりませんか?

ちなみに、ソナタは通常、ピアノソロや、ピアノ伴奏と何か他のソロ楽器のための作品です。

しかし、ソナタ形式はソナタだけに用いられているわけではなく、
オーケストラをバックにソロを演奏する「協奏曲」(コンチェルト)や
オーケストラのために書かれた作品「交響曲」(シンフォニー)、
弦楽器のための「四重奏曲」などにも使用されています。

また、ソナタは一般的に複数の楽章で構成されています。(だいたい2~4楽章が多い。)
ソナタ形式は1楽章に用いられ、その他の楽章は別のスタイルの場合が多いです。

それでは最後に、Youtubeからお借りして、ソナタ形式で書かれた曲の1楽章をここにご紹介します。

最初はもちろん提示部で、第1主題、40秒くらいから第2主題です。(1分50秒くらいから提示部の繰り返しがあります。)

展開部は、3分40秒くらいからです。提示部と似ていますが、複雑に絡み合ってきます!

再現部は、4分32秒くらいからです。最初と同じように演奏されています。
ちなみに、コーダはこの曲には見当たりません。

本当は、この後に、ゆっくりなテンポで美しい2楽章、元気で早いテンポの3楽章が演奏されて、1曲が完結します。

というわけで、クラシック音楽にはポピュラー音楽には見られない「楽章」という概念があり、
途中で演奏がストップしたように思えますが、これは楽章と楽章の間であり、まだ曲は終わっていません。

全楽章が終わった時点で拍手をいただけるとありがたいというわけです♪

というわけで、ソナタは3つの場面に分かれていて、ジャズに似ている!

と思えば、なんとなくクラシック音楽が聞きやすくなってきませんか??

過去ログ
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」1
「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」2
も合わせてご覧ください。

さて今回は、バロック音楽についてのお話です。

バロック音楽の時代に活躍した音楽家と言えば、バッハが最も有名ですが、
そのほかには、
ヘンデルやヴィヴァルディ、パッヘルベルなどもよく知られています。
ヘンデルの名曲と言えば、「水上の音楽」、
ヴィヴァルディの名曲と言えば「四季」、
パッヘルベルの名曲と言えば「カノン」ですね!


さて、バロック音楽の特徴といえば、
複数のメロディーが同時に演奏されるところです!(ポリフォニー)

古典派音楽の時代になると、
メロディーと伴奏という形式(ホモフォニー)が大流行しますが、
このバロック音楽の時代は、カノンやフーガなど、
どのパートも全て主役のメロディーのような作曲技法(対位法)
を用いられています。

例えば、「かえるの歌」をタイミングをずらしてみんなで歌ったことありませんか?
そう、輪唱です。
これをクラシックの世界ではカノンと呼ぶわけです。
パッヘルベル作曲「カノン」を聞いてみると、
各パートがタイミングをずらしてメロディーを演奏する、輪唱のようになっていることがわかります。
(ちなみに、2013/12/8開催のデュオリサイタルで演奏予定の、フランク作曲「ソナタ」の4楽章では、このカノンの形式になっています。ピアノのメロディーをただソロパートが追いかけていますので、是非会場でお確かめください!)

さて、バッハの名曲は山ほどありますが、ここではいくつかご紹介します。

まず、今週金曜日のハニサクライブで演奏予定の、

「無伴奏チェロ組曲」

その名の通り、チェロ奏者一人だけで演奏される曲なのです!
一人だから休むことが許されないのです!

でも、一人だからって、聴いていて寂しいとか物足りないとかは思えない曲ばかりです。
そう、一人でメロディーも伴奏も担当してるんじゃない!?ってくらい充実した曲なのです。

ちなみに、組曲というのは、
古くから伝わる芸術的な踊り用音楽のスタイルを継承した曲「舞曲」
を集めて1セットにしたものです。
例えば、メヌエットという言葉はどこかで聞いたことがありませんか?
メヌエットも舞曲の一種です。
他にもアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグなどが有名で、
こうした舞曲をセットにし、最初にプレリュード(前奏曲)が必ず演奏されるのです。

特に1番のプレリュードはあまりに有名で、単独でも演奏されます。
「無伴奏チェロ組曲 1番 プレリュード」とインターネットで調べると、
たくさんの動画を見ることができるでしょう。

ただ、やはり単独ではなく、全ての舞曲を演奏して1曲が完成という感じなので、
無伴奏チェロ組曲は1曲20分近くあるかと思いますが、
長時間かけないと充実した音楽のドラマが解決しないのです。

あ、バッハの無伴奏チェロ組曲は全部で6曲あります。

ハニサクライブでは、2番を全部サックスで演奏します。
短調の音階で出来た曲で、原曲よりも高い音で演奏しますが、
涼しくなった秋にピッタリの、切ない曲です。

この無伴奏チェロ組曲は、
バッハの作品の中でも最高傑作の一つと称されているようで、
それはそれは芸術性の高い作品と言えるでしょう。

しかし、芸術性の高さというより、楽しい気分になるような曲もあります!

例えば、親しみやすい有名な曲としては、
「イタリア協奏曲」がオススメです。
協奏曲といっても、オーケストラのための作品ではなく、
チェンバロやピアノなどの鍵盤楽器のための曲です。

以前はCMでも使われていました名曲です!

そこまで有名ではないかもしれないけど、オススメの楽しい曲で、
「ブランデンブルグ協奏曲 5番」を挙げたいと思います。

この作品は、オーケストラをバックに、
3人のソロ演奏(ヴァイオリン・フルート・チェンバロ)が活躍します。

実は、バッハの音楽はジャズとの共通点があるのです。
この曲は、そんな共通点を発見しやすいと思います。
まず全員で演奏して、しばらくすると各ソロが活躍して、最後はまたみんなで演奏します。
3人のソロ演奏が掛け合いになるところは、なんだか音楽で会話をしているかのようです!

バッハの作品は、真面目で厳かというイメージがあるかもしれませんが、
そういう曲だけでなく、楽しいノリノリの曲もあります。美しい曲もあります。
是非いろいろ聞いてみてください。

次回は古典派音楽についてです!お楽しみに!

過去ログ「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」1もご覧下さい。

ちょっと忙しくて遅くなりました!
さて今回は、クラシック音楽の時代別の特徴を、かなり大雑把にお話します。

代表的な区分として、

  • バロック音楽の時代(1600-1750くらい)
  •  古典派音楽の時代(1750-1820くらい)
  • ロマン派音楽の時代(1820-1900くらい)
  • 近・現代音楽の時代(1900-現代)



時代の流れを簡単に一言で表すなら、

バロック時代バッハが確立した作曲ルールをだんだん破って自由な発想で作曲されていく”

という流れになります。

そう、バッハは偉大な人物だったのです。我々が今ポピュラー音楽を聞けるのも、バッハのおかげかもしれません!
さらに、バッハの世界はジャズに近いものを感じる、という意見があります。
クラシック音楽の中でも古いイメージのバッハがジャズに似てる!?
ここのところ、今後解説していきます。

古典派音楽の代表的な作曲家といえば、
何といってもモーツァルトベートーヴェンでしょうか。
このあたりの人物によって、「ソナタ」が確立していきます。

ロマン派音楽と言えば、ピアノの詩人、ショパン!
これでもか!ってくらいロマンティックなんです♪

近・現代音楽というのは、いわゆる長調・短調の音階のみに頼らず、さらに自由な発想で音楽を作ってみようという世界なのです。
しかしながら、我々の身近にある音楽の多くは、長調と短調の音階で出来ています。
その方が親しみやすいのでしょう。
しかし、仕組みを知ると近・現代音楽の聴き方もわかってきて楽しめるものです。
代表的な作曲家は、ドビュッシー!幻想的な世界を持っていて、バッハと比べるとかなり雰囲気が違って聞こえるはずです。

さて今月は、
18日(金)に清水のハニーサックルローズでサックスとピアノのデュオの本番、
19日(土)に伊豆の国市のアクシスかつらぎでサックス四重奏の本番があります。

そんなサックスはいったいどの時代に生まれたのかというと、
ロマン派音楽の時代の後期です。
18日はバッハを、19日はモーツァルトを演奏しますが、
もちろんサックスはその時代にはなかった楽器です。
つまり、普段は演奏されない珍しい形態でお楽しみいただけます!
是非お越し下さいね!

次回は、各時代の特徴をもう少し掘り下げてみます。
お楽しみに!

連載スタート!とか言いながら遅くなってしまいました・・・。

さて、クラシック音楽とは何か、というところからいきましょうか。
まず、一般に「クラシック音楽」は、

“ヨーロッパで発達した伝統的な芸術音楽”

その手法によって作曲された音楽”

と考えていただければいいかと思います。
例えば、クラシック音楽を作曲する日本人もいますから、このような書き方になりますね。


私が考える、最近の日本でのクラシック音楽の事情ですが、
やはり、歌謡曲などのポピュラー音楽に比べて元気がないように思います。

もちろん、

「クラシックは西洋、歌謡曲は日本らしさがたくさんあるじゃないか!(特に演歌とか!)」
と言われてしまえば、

・・・うーん、そうかもなぁ・・・

と言い返しにくくなりますが。

そんなポピュラー音楽も、クラシック音楽を通して身につけたプレイヤーが、その能力をポピュラー音楽に活かして、ポピュラー音楽のファンを楽しませているというケースも少なくないのです!

そして実際に、日本でのクラシック音楽のファンは思っている以上に多いようです。

しかし、クラシック音楽の一般的なイメージは、
とにかく”難しい”ということではないでしょうか?

確かに難しいですよね。
だから、ある程度の予備知識を学んでおくと、とっても聴きやすくなります。
(もちろん、予備知識無しで、ただ感じたままに楽しむという方法もありです)

この連載では、そんな予備知識をご紹介していきたいと思います。
次回はもう少し具体的にお話しますので、お楽しみに!!

さて、あたりは秋らしくなりつつあります。
秋といえば芸術。
10月18日(金)ハニサク・クラシック・ライブ(サックス:池谷隼人、ピアノ:金原麻美)
10月19日(土)アクシスの夕べ(ソレイユカルテット)
12月  8日(日)池谷隼人&小林みどりデュオリサイタル
の3本をお楽しみいただけます!

ハニサクライブは静岡県静岡市清水区、
アクシスの夕べは静岡県伊豆の国市(しかも無料!)、
デュオリサイタルは静岡県掛川市です。

特にデュオリサイタルでは、クラシック音楽に特化しているので、
多くの方にクラシック音楽の魅力を知っていただくために、
ちょっとした連載をしようと思います。

名づけて、

「ハヤポンのクラシック音楽の聴き方」

何回の連載にしようかなぁ。

せっかく見ていただいているブログが滞っていたお詫びも込めて!

連載のペースも未定です(笑)

皆さんの応援よろしくお願いします!

さて、我らがピアニスト金原麻美のピアノ・リサイタルまで1週間を切りました!
皆さん、チケットは既にお持ちでしょうか?

さて、来月のオススメ演奏会です。

同じ清水のマリナートで、
クラリネット奏者で常葉大学短期大学部の大人気の先生でもいらっしゃる、
井上幸子さんのリサイタルです。

井上さんは、フィンランドでの留学経験もあり、
フィンランドの作曲家シベリウスの曲を得意とすることで知られています。

また、同じクラリネットでも、バスクラリネットを専門に研究を重ねており、
通常のクラリネットリサイタルとは一味違う魅力を楽しめること間違いなしです!

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詳細は下記をご覧ください。
8月31日は清水のマリナートに行ってみませんか?

トリオ「湊」でおなじみのピアニスト、金原麻美(きんぱらあさみ)の初ピアノリサイタルが開催されます。



5月に、ハニーサックルローズにてライブをしたとき、

シューマンの「子どもの情景」を演奏しましたが、あの時点でかなり気合の入った演奏をお楽しみいただいたかと思いますが、

あれから3ヶ月、海外での修行を経て、渾身の演奏を味わえること間違いなしです!



更にモーツァルトのトルコ行進曲など、聴きやすいプログラムも多く、

クラシック初心者からベテランの方まで、幅広く楽しめるかと思います。



2013年8月31日(土)

19:00開演(18:30開場)

マリナート 小ホール

一般2000円

学生1500円(高校生以下)



チケットは、音楽舎と、

すみやグッディ藤枝店とSBS通り店、清水春日店、

でお求めいただけます!



この日は、学生さんはもしかして大量に溜まった夏休みの宿題をナントカする日・・・?

今年の夏休みは早めに済ませてマリナートへ出かけましょう!

「浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」という大イベントが開催されます。

ヤマハ製管楽器を使用している世界的な演奏家による公開レッスン5日間と演奏会があります。



7月31日は演奏会、

翌日から8月5日までレッスンが続きます。



講師陣はほとんどが外国人。でも、通訳あります。



CDやテレビでしか見たことないような、世界の第一線で大活躍中の素晴らしい演奏家が、

TシャツやGパン姿でコーヒーなんかすすりながらあたりを歩いているだけで「わっ!いるよー!!」みたいに興奮すること間違いなし!



受講生も、審査を合格した優秀な演奏家ばかり!



演奏会は、そんな講師陣による豪華で贅沢な瞬間!



この時期ですと、中高生の吹奏楽部はコンクールの時期で練習に夢中かと思いますが、

このようなハイレベルな演奏会を聴くと意識が高くなって、演奏にすぐに効果が表れるはずです!

練習のしすぎで身体や楽器が疲れてしまうと、演奏も失敗してしまいますしね。





具体的にはウェブサイトをご覧ください。↓

http://jp.yamaha.com/about_yamaha/community/hamamatsu_wind_academy/



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プロフィール
HN:
池谷隼人
年齢:
38
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/07/26
職業:
演奏家・指導者
趣味:
睡眠
プロフィール:
5歳よりヤマハ音楽教室へ通い、ピアノ奏法に加えて楽典やソルフェージュ、作曲などを学び、13歳でサクソフォンと出会う。

第3~4回静岡ピアノオーディション合格し、受賞者記念発表会に出演。

第14回管楽器個人重奏コンテスト高校生の部 東海大会第2位、中日新聞社長賞を受賞。

第2回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第3位を受賞。旧東京音楽学校奏楽堂で開催された入賞者披露演奏会ではバラード(トマジ作曲)を演奏する。

第36回新人演奏会オーディション合格、審査員特別賞を受賞。(東京国際芸術協会)第36回新人演奏会では室内小協奏曲(イベール作曲)を演奏する。

第1回ブルクハルト国際音楽コンクールで1~3位なしの審査員賞を受賞。(東京国際芸術協会)

第25回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。

第15回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに受講生として参加、選抜受講生によるプレミアムコンサートに出演。

現在、ピアノ伴奏をしながらサクソフォンの演奏活動および後進の指導にあたる。
ソレイユカルテットアルトサクソフォン奏者
トリオ「湊」のサクソフォン奏者兼アレンジャーとして活動中。
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スケジュール
2013/ 3/ 3(日)
静岡音楽館AOI
北山敦康サクソフォンリサイタル

2013/ 3/ 9(土)
小金井市民交流センター大ホール 
Monsieur KUDACCHI~サクソフォンの世界~


2013/ 3/27(水)
静岡市民文化会館中ホール
静岡高校吹奏楽部 第35回定期演奏会(サクソフォンゲスト出演)
使用楽器
<Soprano Saxophone>
楽器:YANAGISAWA S992PGP(ネック:銀製PGP「#195」)
マウスピース:Yanagisawa #7
リガチャー:SELMER ピンクゴールドメッキ
リード:Vandoren Traditional 3・1/2

<Alto Saxophone>
楽器:YANAGISAWA A9937PGP
マウスピース:Vandoren A28
リガチャー:魔法のリガチャン、Woodstone ピンクゴールド
リード:Vandoren Traditional 3, 3 1/2

<Tenor Saxophone>
楽器:YANAGISAWA T992 (ネック:管体シルバー、ピンクゴールドメッキ)
マウスピース:Vandoren T20
リガチャー:BG Traditional
リード:Vandoren Traditional 3 1/2
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